可可西里
遺産種別:自然遺産
遺産所在地:青海省玉樹チベット族自治区
遺産登録日:2017年
可可西里はチベット語で「崑崙雪山の地」を意味すると同時に、「千湖の地」も意味します。フフシルは青海省西南部にある玉樹チベット族自治州のほか、チベット北部の「羌塘草原」、青海省崑崙山南部、新疆とチベット、青海の隣接する所も含みます。フフシルの平均標高は4500メートルを超え、総面積は450万ヘクタールあります。21世紀、世界で原始的な生態が最も保存されている自然保護区で、中国で面積が最も広い、標高が最も高い、野生動物が最も豊かな自然保護区の一つです。
フフシル国家自然保護区は中国で最も大きな無人地区の一つです。険しい自然環境で、空気が乾燥して水が少なく、標高が高いので寒く空気が薄いです。人が滅多に訪れないため、「生命的禁区」と呼ばれています。人はそこで長く生きられないですが、高原気候になれた動物が点々と生息しているだけです。しかし、それこそ、野生動物の唯一の生存地として残り、「野生動物の楽園」となっています。
観光案内
交通案内
ジープ以外の車両はなかなかここへ入れず、自分で車で来るしかありません。もちろん、西寧から玉樹へのバスもありますが、玉樹からフフシルまで500キロメートル以上ありますので、やはり車でしか入れません。
旅行にベストシーズン
7~9月が最もよい旅行時期です。標高は4600メートルを越えるので、温度が低く、風も激しいです。夏には気温が高く、夜よく雨が降りますが、しとしとと降り、避暑にふさわしいです。春は、砂風がよく起こりますので、総じて言えば、秋が一番よいですが、短いです。