旅に出る時期
毎年8月前後には、台風が多発するので、旅に出る前、必ず天気予報に注意を払ってください。台風の影響で、フライトがキャンセルになる可能性もあれば、沿岸部の観光地が休業になる可能性もあります。台風のせいで、船は全部運休し、海に出られません。台風がもたらした豪雨で土砂崩れも発生する恐れがあるので、外での活動は難しいでしょう。台風の季節を外して、他の季節にアモイを訪れると良いでしょう。もしアモイののんびりした雰囲気を味わいたいなら、五一(労働節)や十一(国慶節)などの祝日を避けたほうがよいでしょう。
準備しておきたい物
①かぜ薬、胃腸薬、虫よけ、熱中症防止、乗り物酔い防止などの常備薬を準備しておいてください。海鮮料理を食べに訪れる方は必ず下痢止めの薬をご準備ください。
②洗面用具、旅行する時に欠けない物です。
③証明書類、身分証明書など。
④雨具、福建省は中国で降水が最も多いところなので、雨具を必ずお持ちください。
⑤現金、多ければ多いほどではありません。万が一の時に対応するため、予算の50%を超えたお金を用意したほうがよいでしょう。その他、バスを乗る時、コインも必要なので、事前にご準備ください。
⑥日傘、日焼け止めクリーム、帽子を持ったほうがよいでしょう。夏は日差しが強いですから。
⑦ビーチサンダル、海で遊ぶ時に使います。
⑧コロンス島は歩行者天国で、島内では車や自転車の使用は禁止され、自分の足に頼るしかないので、歩きやすい運動靴をご準備ください。
旅行に必要な日数
もし初めてアモイを訪れて、おおざっぱに観光するには少なくとも3日間が必要でしょう。市内を一日でまわり、夜は海辺に泊り、翌日はコロンス島に入って、夜は島内に泊り、そして三日目は市内に戻ります。しかし、アモイはのんびりした雰囲気に包まれている都市なので、長く滞在しても飽きません。
海水浴場
アモイは海岸にある都市で、海水浴場が多いので、水泳好きな方に好まれています。多くの海水浴場は無料ですが、安全性はまだ不十分なので、ぜひともお気をつけください。できるだけ満ち潮の時、お泳いでください。潮が引く時、海水も早く退くので、危ないです。水泳中に足の痙攣を起こすのは、準備運動の不足、長時間遊泳や筋肉の疲労によると考えられます。痙攣が起こった時、もし浅い所にいるなら、すぐに立ち上がり、足を伸ばし、或いは手で足の親指を上にお折り曲げてください。もし深い所にいるなら、背泳ぎの姿勢を取り、痙攣した足をそのまま伸ばし、少し和らいだ時、手ともう一本の足で岸に泳ぎ、先に述べた方法で処理します。
海鮮料理
アモイの海鮮料理は人気で、海鮮料理を扱っている屋台はどこにでも見られます。胃腸が弱い方は控えたほうがよいでしょう。海鮮料理は栄養に富んでおり、味も良いですが、食べすぎると、お腹を壊す恐れもあります。夜食を食べることが好きな方は出来るだけ早く出かけたほうがよいでしょう。ここの有名な屋台はすべて大人気で、遅く行ったら、残っている海鮮の種類は少ないです。その他、海鮮を食べるとき、果物、ビール、ビタミンCに富んだ物と一緒に食べないほうがよいでしょう。海鮮料理の屋台で食べる時、安心安全のため、必ず掛け値のないメニューで注文し、できれば、厨房に入って自分の目で調理の全コースを確認したほうがよいでしょう。
タクシーを拾う時
午後の5時から6時までの間はドライバー達が交替し、人々もちょうど退勤しているので、道路が大変込んでしまいます。ですから、タクシーを拾うには、できるだけその時間帯を避けたほうがよいでしょう
お土産
アモイのお土産と言えば、まずは干物でしょう。中山路の霞渓市場に「干物の街」があり、交差点のPIZZA HUTの店がしるしとなって、すぐに見つかります。その他、コロンス島で販売されている黄金香(黄勝記)の田麩、汪記餡餅或いは鼓浪嶼餡餅(銘柄が多いから、間違えないようにご注意ください)、黄則和の糯米団子、南普陀の素餅(精進物のみを用いて作られた餅)、鉄観音茶および様々な貝殻細工もお勧めいたします。