古く大昔、猛獣がたくさんいていたる所で人間や家畜に被害をもたらしていました。そこで人々は決起し猛獣を退治しました。そこへ神様の鳥がさまよい、人間の住む世界へ落ちてきました。これをしらない猟師は間違って撃ち落としてしまいました。
天帝がそれを知るとカンカンに怒り、直ちに命令を下しました。神兵神将に正月十五日、人間界へ行き火をつけ人間と家畜、財産などを全部焼き払うようにと命じました。それを聞いた天帝の娘は心優しく人間たちが災難を受けるのをかわいそうに思い、危険を覚悟で地上界へ降りてきてこのことを伝えました。人々は大変驚き「どうするべきか」と話し合いました。 そこであるお爺さんがいい知恵を出しました。かれは「正月十四、十五、十六日には皆は、自分の家で提灯をつるして飾り付けをし、爆竹と花火をあげる。そうすればきっと天帝は我々が焼け死んでしまったと思うだろう」と言いました。
正月十五日の夜、天帝が人間界を見下ろすと赤い光が輝いていて、天にまで声が響きわたりました。このようなことが三日間続いたので天帝は火が盛んに燃えていると思い痛快な気分でした。これで人々は自分の命と財産を守ることができたのです。そのため毎年正月十五日になると人々は自分の家で提灯をつるし花火を上げます。
ツアーをオーダーメイドする
|
柔軟性を最大限に活用
|
ご満足いただけることを保証
|
自分の中国物語を生きる
|
住所: 中国広西桂林七星区七星路創意産業園6棟4階