蘭州の名物料理

蘭州牛肉面

蘭州牛肉面は蘭州市の伝統的な地方料理です。清の時代、回族の爺ちゃんの馬保子が始めて作り、百年ぐらいの時間で、この麺は金城で名がよく知られるようになります。牛肉面は安い割りに美味しいということで、現在蘭州のいたる所にあります。しかも西北各省のみならず、全国の多くの地方に蘭州牛肉面の店があります。清（あっさりしたスープ）、白（大根）、黄（黄色の麺）という五つの特徴を持ち、麺の太さにより、一番太い、太い、細い、二番細い、髪の毛のように細い、韮の葉のように細い等の種類があります。麺は店で手作りです。約二分間ぐらい茹で、その後前もって作ったおいた牛肉のスープ、大根、真っ赤の香辛料を加えた辛い油、にんにくの若葉、コウサイなどを入れます。食べると、言葉には伝えないほど美味しいです。これは蘭州人の生活に欠かせないものです。

蘭州醸皮

蘭州醸皮は最も人気のある料理の一つで、年寄りも若者もよく食べます。お酒が好きな人にとっては、なくてはならない美食です。特に、女の人の愛顧を受けます。醸皮の商売が一年中繁盛するが、夏はその季節です。醸皮は一般的な軽食ではなく、各大飯店、宴会の中に酒のつまみとして出される場合もよくあります。夏の時に、黄色の柔らかくさっぱりの醸皮を食べると、食欲を催すことがきっとでき、味わいがつきません。

羊肉泡

蘭州と西安の羊肉泡は大分違います。西安の方は死んでいる餅（発酵していなかった麺）で、蘭州は特殊な発酵工芸を使って面の元々の香りを守って何の調味料を入れなくても美味しい餅です。若し、中間には醤油で煮込んだ肉と肉味噌を入れればもっと美味しくなってきます。

臊子面

臊子面は蘭州もう一つ伝統的な麺です。唐時代の「長寿麺」から発展したもので、「百歳の寿を保つ」という意味があって年寄りとか子供とかの誕生日会と他の宴会で招待する料理です。調理の仕方が考究で、先ず、豚肉、石楠花、木耳、卵、豆腐、大蒜の頭及び各調味料で～を作って、それから碱水と麺を何回混じり揉み、そして麺棒で薄い麺にのします。次、薄く切って鍋に入れて煮ます。

ユリ桃

蘭州の特産―ユリで作った料理です。形が桃に似ていることから名づけました。調理方法：新鮮なユリを洗って、15分間ぐらい蒸してから桃の形にして真ん中に小豆餡を入れると、仙桃がようやく出来上がります（仙桃は古代神話にある仙桃:三千年に1回実を結ぶという）。青梅の薄片が仙桃の葉として、サンザシ泥が仙桃の一番上の部分にします。そして、また20分間ぐらい蒸した後食べられます。召し上がる時に、すぐし砂糖出しを入れて、青梅がもっと緑になり、サンザシも鮮やかに見えます。