旅行のベストシーズン
黄山には四季折々の風景があります。晴れの日は奇松や怪石を観賞し、曇りの日は雲海の移り変わりを楽しみ、雨の日は湧き出した泉と飛び出した滝を探し、雪の日は霧氷や雪を見て、風の日は風が松を通り過ぎる音に耳を傾けせます。どの季節でもどのような天気でも、黄山を旅行したことを感じられる収穫があります。
黄山は曇りや雨、霧の日が多く、年平均気温は7.8℃。雨は4月から6月までの3ヶ月間に集中して降ります。海抜630メートルの温泉区の夏の平均気温は35℃で、冬の平均気温が零度以上です。
春:鳥が鳴きながら飛び回り、大地には美しい花が咲き誇り、松は芽吹き梅や山桜、桃やこぶしの木々の花を楽しめ、生き生きとした新緑の季節を楽しむことが出来ます。
夏:青々とした松が育つ峰と白い雲を観賞していると、森の中から野鳥の声が聞こえます。
夏の平均気温は20℃前後で涼しく、避暑にも最適です。断崖の滝と緑に覆われた渓谷も美しい風景の一つです。
秋:奇松や怪石、黒い山と紅葉した樹木、黄色の野菊などといった色鮮やかな自然の景観を楽しむことができます。この美しさは、見た人々を魅了します。
冬:山中には霧が立ちこめ、松の枝葉は岩の上で凍り霧松や樹氷になります。透き通り水晶のように光る霧氷や舞う雪は見逃せません。一面の銀世界は幻想の世界のようです。
冬の絶世の風景
黄山の旅行シーズンは一般的には4月から11月の間と言われています。しかし、黄山は、冬が最も美しい季節だと言う観光客もいます。観光客が少なくなった黄山の冬は、訪れる人を虜にします。毎年10月下旬ごろから雪が降り始め、辺りは雪景色に変わり、12月から翌年の2月にかけては最も雪が多い時期になります。雪が降らない日は寒い日が多く、極めて美しい霧氷を観賞することが出来ます。霧氷は樹木や岩石、屋根などに着いた雪が銀色に輝く事です。雪より白く透明な霧氷は、非常に美しい黄山の風景です。冬は雲海の発生が最も多く時期で、発生すると2~3日間は消えないことが多いです。冬の黄山は、冬の旅行には最高の場所です。
黄山雲海
玉屏楼の南海、清涼台の北海、排雲亭の西海、白鵞嶺の東海、光明頂の天海があります。
毎年11月から翌年の3月までの間は黄山雲海を観賞するのに最高のシーズンです。この時期、北方向からの冷たい空気が南に移動して、雨や雪が多くなるため、谷底に水蒸気が溜まりこみます。そのため雨や雪が降った後は雲海ができやすくなります。また、雲海は標高1000メートルぐらいに位置しているので風がほとんどない晴れた日には安定してそこにとどまるため3日ほど続けて見ることができることもあります。この他、黄山の雪景色や樹氷、日の出、霧氷にも特別な味わいがあります。
黄山観光の注意事項
一、黄山観光中は、お煙草をお吸いになられないでください。黄山の山頂には松の木が沢山生えています。山火事になりやすいので、観光中に絶対お煙草はお吸いにならないようご協力願います。
二、黄山は世界遺産に指定され、貴重な植物が沢山あります。特に春になると、様々な花が咲き乱れています。観光中に花を取ったり、枝を折ったりしないようにしてください。
三、黄山の山道は全て石の階段です。近年来、大分整備されていますが、階段は険しく、危ないところが沢山あります。観光の時にはよく足下にお気をつけください。『歩く時には風景を見ず、風景を見る時には歩かず』という言葉をよく覚えておいてください。特に写真を撮る時には、よく身の周りの状況を確認し充分に注意してください、安全第一!
関連名称解釈
歴史的な理由から黄山市が誕生後に、似通った地名が出てきました。すなわち黄山市「屯渓」、黄山区「太平県」と黄山風景地「湯口」です。
黄山市は以前の安徽省徽州地区で現在、市役所は屯渓にあります。屯渓は黄山の政治、経済、文化の中心で、黄山の南門と言われています。
黄山区は以前の太平県城のことで、黄山観光地の北麓にあり、黄山の北門と言われています。
黄山風景地「湯口」はいわば観光地、黄山のことです。チケットを買って黄山へ行く際は、まず降りる場所をご確認ください。黄山市~黄山風景区間はおよそ70kmあります。
黄山イエローページ
区域番号 0559
旅行苦情センター 2514091
黄山市外事観光バス会社 5561161
空港受付 9534111
黄山鉄道駅 2512652
郵便局 2517174
黄山市人民病院 2513763
中国銀行黄山市支店 2514787