宋の時代に建てられた孔子廟を利用した博物館で、歴代書家の石碑を数多く収集、展示している。館内は「西安碑林」「歴史陳列」「石刻芸術」に分かれている。
漢代から清代にかけての石碑のコレクションは「西安碑林」と呼ばれ、この博物館の展示物のなかで最も有名。王義之、欧陽詢、顔真卿、虞世南など、書道の大家の作品が立ち並んでいるほか、玄宗皇帝の書もあり、中国最大の書道芸術の宝庫といえる。また、キリスト教の伝来を伝える「大秦景教流行中国碑」も見逃せない。
1950年に創建された陜西省博物館。現在、8万点以上の収蔵品があり、歴史陳列室、石刻芸術陳列室、碑林の3部分に分かれている。現在、館内には碑林と石刻芸術が一堂 に集められ、碑林は特に有名である。
石碑の総数は2000点以上にも上る。その入口に玄宗 皇帝直筆の碑があり、中に65万文字に及ぶ十三経の石碑 が並び、王義之、欧陽通、慮世南、顔真卿ら書道大家の原 刻碑100基も展示されている。キリスト教伝来の「大秦 景教中国碑」も入っている。
碑林博物館の案内
碑林博物館案内図
所在地 : 西安市三学街15号
開館時間 : <夏期>8:00~17:30<冬期>9:00~17:00
休館日 : なし
電話:029-721-0764
交通:バス213、402路「文芸路」、14、239路「省博物館」下車