灵渠は桂林北部から57キロメートルの所に位置し、「中国十大魅力古鎮」である興安県内にあります。全長は37.4キロメートルで、秦始皇33年(紀元前214年)に建築工事が完成しました。現在で、灵渠は世界で一番よく保存されている古代の水利施設で、一番古い運河の一つです。その他に、灵渠は湖南省の湘江と広西省の漓江を結ぶ歴史ある運河で、陝西省の郑国渠と四川省の都江堰と共に「秦の三大水利工事」と称されています。中国の有名な学者である郭沫若は「南には灵渠があり、北には長城がある。全部世界の奇観だ。」と言いました。
灵渠は主に鏵嘴、大小天平石堤、南渠、北渠、陡門、秦堤などの部分からなっています。大小天平石堤は興安城南東側にある竜王廟から、「人」型になっています。左側にある大天平石堤は東岸に伸び、北渠口に接しています。右側にある小天平石堤は西岸に伸び、南渠口に接しています。鏵嘴は「人」型の石堤の先端に位置し、石で建築され、犂の刃先のように鋭いです。鏵嘴は湘江上流の河の水の30%を漓江に流し、70%を湘江に流しています。天平石堤は両側の岸より低いです。渇水期に江水が全部渠内に入ります。洪水が発生した場合、水が石堤を越え、湘江に流れます。
南渠と北渠は灵渠の主な部分で、全長は34キロメートル(安水-灵河を含む)です。陡門という部分は水位を上げ、江水をコントロールし、船を通すための施設です。水門は水深の浅い、水流の激しい所に建てられました。明、清の時代になっても、30か所あまりに陡門があります。小天平石堤の終点から興安県城の水門東岸までが秦堤で、全長は2キロです。灵渠ができたので、長江と珠江が繋がることなり、嶺南(広東省、広西省、海南省の全省と湖南省と江西省などの一部地域)地域の経済発展と文化発展に大きな役割を果たしています。湖南省と桂林の間の鉄路と公路ができた後、灵渠は灌漑用に改造されました。
灵渠の魅力は賑やかな雰囲気でもなく、いっぱいの観光客がいることでもないです。二千年あまりの時間を経て、時代の変化を経験した灵渠は人の心を引く、巨大な力を持っています。灵渠に近づくと、落ち着くようになり、神聖な所に行った時の気持ちがします。
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住所: 中国広西桂林七星区七星路創意産業園6棟4階