蘆笛岩は桂林市の西北郊外にある光明山の山腹に位置しており、市内中心から5km離れた所にあります。
桂林鍾乳洞の代表作
岩洞の深さ240m、遊覧コース500m。洞内には数多くの鍾乳石、石筍、石柱、石幔、石の花が見られ、色といい、形といい、目にも鮮やかです。それぞれ趣を異にする景観が楽しめます。獅林朝霞、紅羅宝帳、盤龍宝塔、原始森林、水晶宮、多種多様の精緻な美を競い合あって、さながら大自然の芸術に彩られた宮殿に入った感があります。桂林市内観光のハイライトです。
名の由来
岩洞の外には元々葦があり、それで笛を作リ、耳を楽しませる樂曲を奏でることができるということです。それで、蘆笛岩と命名されました。蘆笛岩の形成は長い時間をわたります。
形成
約70万年前、地下水の浸食によって、炭酸カルシウム成分がしずく、流れる水、たまった水などの水分が蒸発し、炭酸カルシウムが再び沈殿しました。そして、さまざまな岩洞内の鍾乳石奇観になりました。
唐朝から観光名所
唐朝から、代々観光客が蘆笛岩に来ていました。いま洞内には歴代の壁画77幅が残されています。1959年から開発された後、現在レストランや喫茶店、水辺に臨んだ東屋、池、曲がりくねった橋が造られ、観光船も設置され、草木が茂っていて、桂林市に行く国内外の観光客にとって欠かせない観光スポットになりました。
蘆笛岩景勝区は、桂林市で最高の山「候山」や最美の鍾乳洞、桃花江と芳蓮池などの水景色からなります。桂林特有の山々に囲まれ、青い水が流れ、山の下に芳蓮池の青い水が波打ち、岸の柳が軽やかに舞っていて、桃の花が咲き乱れていて、また独特な造型の東屋、水面に漂う蓮の花とか、それに光明山と芳蓮嶺をつなぐ天橋、それらが蘆笛岩とお互いに照り映えていて、天然の趣があり、人々の旅行、レージャ、登頂にいい所なのです。