古くから自然の城濠とされてきた桂林市街に流れる2つの川と4つの湖が、近年ひとつに結ばれ、船で航行できるようになりました。2つの川と湖は水位が違いますが、水門により船に乗ったまま通過ができます。「水の都」としての一面を持つ桂林の魅力をクルージングでお楽しみ下さい。
両江四湖クルーズ
両江四湖とは、桂林市内の2つの川(漓江、桃花江)と4つの湖(杉湖、榕湖、桂湖、木龍湖)のことで、これらすべてを繋いで観光船でクルーズ出来るようになっており、桂林市内を一周することが出来ます。全長は7.33キロメートルで、水面面積は38.59万平方メートルです。
両江四湖の竣工
この計画は、最初北宋時代(960~1127年)に建てられ、往年の「水の都市」と呼ばれた桂林市の繁栄の姿を再現し、宋の時代の水上都市遊覧を回復するため、桂林市政府は1998年9月に「両江四湖」というプロジェクトを提出し、1000日あまりの努力をへて、やっと2002年6月に通航を実現しました。
現在のところ、一環水系はもう竣工しました。南から北まで主に三つの観光スポットがあります。
(1)「都市は景色の中にあり、景色は都市の中にある」という山水都市の空間の特徴を表した榕杉湖観光地。
(2)山水の自然的な姿を特徴とする桂湖観光地。
(3)木竜埠頭、古代城壁をおもな景色として、宝積山、畳彩山をバックグラウンドとした都市の歴史文化を体現した木竜湖観光地。
榕湖と杉湖
榕杉湖観光区は桂林市中央に位置し、二つの湖の水系が繋がり、陽橋を境として、東は杉湖と呼ばれ、西は榕湖と呼ばれています。湖畔には、たくさんのガジュマル、杉が生えているので、この名を付けました。
日月両塔は湖の中心に建てられ、日塔は銅で作られ、合わせて9階で、41メートルの高さを持っています。それに対し、月塔はガラスで作られ、七階で35メートルの高さがあります。両塔は、18メートルの距離があり、水族館で連結しています。すべての部品が鋼材で作られた銅塔は、美しい壁画も飾られ、しかも世界で最高の銅塔、最高の銅の建築物、最高の水の中の塔という三つの栄誉を持っています。
桂湖
桂湖観光区は、全長1700メートル以上、平均幅は110メートルの宋の時代の堀があります。また、桂湖の湖畔で、たくさんの貴重な植物を育て、有名な木、花、草、庭園、橋を一体とした博覧園になっています。清いな水、ゆらゆらと揺れている枝、独特な峰は桂湖の魅力です。桂林の四つ星ホテル-桂湖飯店が桂湖の優れた環境に恵まれています。
木龍湖
木龍湖観光区は、自然な山水と歴史文化を一体とした魅力を見せています。木龍湖の北側では、宋の時代の城壁などの歴史的景観に依り、宋の町並みなどの古代の雰囲気にあふれた建築群も建てられました。そのうち、木龍塔は上海の宋の時代の竜華塔を模して作られ、45メートルの高さを持っています。