麦藁絵は、麦藁絵画や麦秸画と呼ばれ、古くから人々の間で始まりました。切り紙細工と同じように繊細な出来上がりが特徴で、麦わらを材料として作る非常に素晴らしい中国の伝統的な手工芸品です。
中国各地に作られていますが、黒竜江省のハルピンや、広東省の潮州南陽、浙江省の浦江、広西省のチワン族自治区などの地域の製品が特に有名です。
現在は、職人によりその伝統が受け継がれています。完成までには、選考、煮、漂白、染め、削り、組み合わせ、焼き、切り、貼りなどの約20の工程があり、名匠の精巧な技術によって、不要な麦藁も芸術品に変わっていきます。伝統的な手工芸技術と現代の科学技術を結び合わせ、中国画や版画、切り紙細工、焼き絵などの多くの芸術的な表現手法を吸収し、より完成度の高く美しい手工芸品を作り出しています。中国の人民大会堂や故宮博物館にも陳列され、海外にも多くの品が輸出されている収蔵価値がある芸術品です。
描かれているのは、咲いているロウバイの花、羽を広げて高く飛び立ちそうな鶯、鳥や動物、田園の山水、古今の人物などの題材が多く、濃厚な民族の特色が表現されています。描かれている人物や花や鳥、動物のすべてが生きているかのようで、古風であったり自然のままであったり、それぞれに高尚で優雅に美しく見えます。
栞から壁掛け、更に大きな絵画まであり、用途に応じた品を選ぶ事が出来ます。栞は使い込むほどに深い味わいが出てきて、絹のように滑らかな触り具合と上品な艶が飽きさせることなく、長年に渡って使いたくなります。
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住所: 中国広西桂林七星区七星路創意産業園6棟4階