山西省の北部は寒冷地帯のために農村の家にはオンドルがあります。オンドルとはかまどと繋がっており、部屋の相当な面積を占めています。オンドルを囲む壁には内容豊富で多彩な絵、[火亢]囲画(カンワイ画)と呼ばれる絵が描かれています。 カンワイ絵は山西省の南東部、山西省の呂梁地区、山西省の中部、忻[きん]州地区、雁北地区によく見られ、その中でも原平、代県のカンワイ画がとても有名です。
カンワイ画の詳しい作り方:まずタクルというものと泥(石膏も使う時があります)を混ぜて作るのり状のものを壁に塗りつけます。そして、膠とミョウバンを水で混ぜて作るもので絵を描きます。
絵を仕上げたら、桐油を塗ります(現在ではほぼ漆が使われています。)
また、カンワイ画の丁寧さの程度(「粗」や「細」)は家々によって違います。「粗雑なワイ画」にひきかえ、「細かンワイ画」は工程を多くふんでいるのでお金がかかっています。また工笔画のような精致な絵で、着色することにも重きをおいています。あまり豊かではない家は一般的に「粗雑なワイ画」を描き、それは「包黄土」と言われています。まず、細かい黄土を壁に塗り、黒い筆で長い格子柄を書き、その格子の中に図案を描き最後に桐から取った油を塗ります。
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住所: 中国広西桂林七星区七星路創意産業園6棟4階