中華世紀壇は、21世紀を迎えるために、記念として建てられた建物で、有名な長安大街西端の北側に位置し、中国人民革命軍事博物館と中央放送局の間にあります。
建築
中華世紀壇は伝統的な文化と現代的なデザインがよく融合した建物で、建築、園林、彫刻、壁画などを集めた大型の人文景観です。南の入り口に地面より1m低い聖火広場があります。広場は960枚の花崗岩で舗装され、中国の960万平方キロメートルの面積を象徴しています。広場の真ん中は、消えない「中華聖火」があり、中華民族の創造力は末永く続くことを象徴しています。聖火の火種は周口店猿人遺跡から採取したのです。広場の東西両側は、中華民族の母川と言われる長江と黄河のことを象徴している水が流れています。
広場の北側にある長さ270m、幅15mの通路が広場から世紀壇・壇体まで延びています。通路の真ん中は全長262m、幅3mの青銅通路です。これは特別な合金で作られたものです。そこには、今から300万年前の人類の起源から紀元2000年までのことが彫刻されています。洗練された文字で中華民族の科学技術、文化、教育などにおける大記事も記録されています。ここを歩いてみると、人影が水の中に映り、あたかも歳月が頭の中に思い浮かびます。
また、ここにある世界芸術館は収蔵、展示、世界芸術の研究を目的とした、中国で初の公益的な国家文化事業機関です。芸術館は固定陳列庁、テーマ展示庁、デジタル芸術館、世紀大庁などからなり、面積はおよそ2万㎡あります。
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住所:北京市海淀区復興門路甲九号
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電話番号:010-59802222
交通案内
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1、地下鉄1号線軍事博物館で下車
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2、バス:1、4、21、68、320、728番バスで「軍事博物館駅」で下車