武漢大学
武漢大学は武大と略称され、前身は清代の1893年に湖広総督張之洞により創立された自強学堂です。1928年7月に国立武漢大学と正式に名称が制定され、民国の四大名門大学の一つとして名高いです。
武漢大学は東湖の景勝地区に面し、珞珈山に囲まれているので、キャンバスには木が鬱蒼と生い茂り、鳥がさえずり、花が香り環境は素晴らしく、まるで画のように美しく、世界で最も美しい大学の一つと言われています。100年余の歴史を持つ武漢大学は美しい自然観光に恵まれていて、周恩来、董必武、陈潭秋、罗荣桓などの革命家と辜鸿铭、竺可桢、李四光、聞一多、鬱達夫、葉聖陶などの科学者や文学家もここで努力奮励しましたので、武大に多くの歴史的な蘊蓄と異才を一層もたらしました。
武漢大学の建築
古い図書館
武大の古い建築はほかの学校で見られない特徴があり、一言で言えば、武漢大学の建築はコンクリートで中
国古典建築と西洋復古主義の粋を取り入れて建てられた建物です。
初期の中国と西洋の折衷の宮殿様式の建築群は主に1930年から1936年の間に建てられ、古風で素朴かつ優雅で、そびえ立っていて立派で、近現代中国大学校庭建築の名作の模範だと称されています。獅子山の山頂にある図書館、元の法学院ビル(今は外国語学院のオフィスビルになっている)、元の文学院ビル(今は数学学院のオフィスビルになっている)と元の理学院ビル(今は学生の教室と実験室となっている)は獅子山南部にある老斎舎や火石山にある元の工学院ビル(大学の行政ビルになっている)など伝統的な建築群を主に構築しました。
これらの建物の屋根は全て孔雀色の青い瑠璃ガラスの瓦で覆われて華麗で立派で建築芸術上でも、東湖の輝きと珞珈山の色が互いに照り映えてますます美しさを増し.青い瓦と木の緑が互いに引き立て合って、山全体はより一層青々として見えます。
武漢大学学生寮の桂園、楓園、桜園、梅園は風景で名づけられたのです。春夏秋冬、木犀、桜、梅の花、楓が詩や絵画の境地を描きます。TOP↑
武大の古い図書館
武漢大学のキャンパス内で一番美しく雄壮な伝統的な建築と言えば、古い図書館に違いありません。この図書館は1935年に建てられ、獅子山の山頂に故宮を真似た王冠形状を構え、外の飾り付けも中国伝統の特色を備えています。この建築は武漢大学を象徴する建築として、武漢大学の一番の高所にそびえ立っています。古い図書館、北は東湖に面し、南は元の工学院ビルと遠くに向かい合い、上に登って下を見下ろすと、鏡のような湖と青々とした山々の相映えた景色を一望に収めることができます。蔡元培、胡適、陳独秀、董必武、周恩来、郭沫若、朱徳、罗荣桓など各界の要人や外国元首に学校に来られたら、このビルを登るのも慣例になりました。
元文、法学院ビル
老斎舎
古い図書館の両側には元の文学院と法学院のビルがそびえ立ち、それぞれ1931年と1935年に建てられ、二つのビルは外から見るとほぼ同じで、まるで双子兄弟が図書館を守っているようです。しかし、ちょっと違う所はその屋根にあり、文学院の建物は昔武漢大学の学長の執務場所で、その屋根の角が上に反り上がっているのに対して、法学院の屋根は平らの形で、法の厳粛公平を象徴するとされています。
桜花城堡(老斎舎と桜)
桜花城堡は武漢大学の獅子山の山の中腹部にある老斎舎を指しています。老斎舎は灰色を基調とした花崗岩で建てられ、素朴で品があり、三つのローマ風のアーチ状の門と百歩段階は建物の前の桜と美しい景色を作り出しています。TOP↑
武漢大学の桜
武漢大学には桜の品種が10種類以上あり、品種によって桜の開花時期も異なります。毎年の3月になると、桜が咲き乱れ、百万人もの人が武漢大学に殺到します。桜園のほか、桜花城堡、桜花大道、桜頂、珞珈広場、鲲鹏(クンポン)広場、人文科学館、行政ビルなどでも桜を楽しむによい場所です。しかし、何といっても、花見の一番良い場所と言えば、やはり桜で名付けられた桜園でしょう。そのほか老斎舎からの百歩階段の八十八段目を登った所で、高い所から咲き乱れる桜の全景を見渡すこともお薦めです。
武漢大学の入口
烟波門
東湖東路に位置し、武漢大学芸術学部の傍にあります。午前7時から夜9時30分まで開放されています。402番線のバスで「東湖東路風光村」駅に下車したらすぐです。
凌波門
東湖南路に位置し、ここを入ると、武漢大学文理学部の湖畔学生寮と工学部のグラウンドに着きます。午前7時から午後8時30分まで開放されています。402番線のバスで「東湖南路凌波門」駅に下車します。この門は桜祭りの間一般に開放されるが、観光客の車両は入れません。
臨涛門
武大工学部の本館の前に位置し、非常に立派です。この門は午前6時30分から夜10時まで開放されています。402番線のバスで「東湖南路武大工学部」駅に下車します
西北門
武漢大学の西北門はより大きな門で、警備スポットがあり、勤務者もいます。西北門を入ると、武漢大学の迎賓路となり、その道をまっすぐ行くと工学部の世紀広場や行政ビルに到着できます。西北門は24時間開放されています。
そのほか、武漢大学には多くの珍しく貴重な植物と保護樹木があり、植物学者に自然の植物園と褒められています。TOP↑
観光案内
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住所:武漢市武昌区珞珈山路16号
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入場料:毎年桜が咲いている時期(3~4月)には、20元/人となっています。ほかの時期は無料です。
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入場時間:8:00-22:00
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観光所要時間:2~3時間
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交通アクセス:317、413、515、519、552、564、572、587、591、608、724番線のバスがご利用いただけます。TOP↑