高山病は1800mから2500mを越える地域で発症する危険性があります。
中国では、雲南省北部のシャングリラ(標高約3400m)や、四川省北部の九寨溝や黄龍(標高約3000m)、チベットのラサ(標高3749m)などへ旅行される方は、特に注意が必要です。
高山病は正確には病気ではなく「高度障害」ですので薬等で事前に予防することは困難で、高山病にかかりやすい体質かどうかは、実際に行ってみないと判らないといわれています。かかりやすさは、生まれつきの体質で、次第になれるというものでもありません。
もし、血性心不全や呼吸不全などの持病をお持ちの方は、高地への旅行を決める前に、主治医に相談することをおすすめします。狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患の方は、高山病が発生する危険度に通常の方と差はありませんが、もしその発作が医療施設の不十分な遠隔地で起きた場合には、適切な治療を受けられるのかどうかという心配が残ります。
高山病の症状としては、頭痛や吐き気、めまい、息切れなどが挙げられます。ある程度、頭が痛くなったりするのは、薄い酸素に体が適応しようと頑張っている正常な反応なので、無理しなければ心配ありません。
通常、軽い頭痛程度ですんでしまう人が多いようです。何も反応しない人さえいます。ただし、急に症状が出ることもありますので、高地適応が済むまでは1人きりになるような旅行は避けたほうがよいでしょう。判断力が低下し、人に助けを求めることができなくなる可能性があります。
一般的に用いられている対策は、「水を大量に飲むこと」「深呼吸を頻繁にすること」「お酒とタバコはひかえる」「ゆっくり行動すること」などがあります。睡眠不足、疲労、寒さが高山病の症状を悪化させるとも言われていますので、ご注意ください。
高山病の予防に効く薬としてはダイアモックスが知られています(医師の処方箋が必要)。外国人が宿泊するようなクラスのホテルには、酸素ボンベなどが用意してありますので、利用することができます。ただし、症状が深刻な場合は、旅行を中止し、医療環境の整った所まで移動するようにしてください。
●子供は成人よりも高山病にかかりやすく、また小さい子供は高山病でみられる食欲不振や倦怠感などの不定愁訴をうまく話すことができませんので、旅行は避けられるほうがよいでしょう。
●高山病の対処法および薬品については、参考程度にお読みください。詳細な対処法については、必ず高山病の正確な情報を持つ専門の医師にご相談ください。また、ご旅行時には海外旅行保険に加入するなど、自己の責任において対処、行動するようにしてください。
外国籍のパスポートを所有している者がチベットへ入る際には許可証が必要です。チベットへは団体、個人では入ることができますが、すべてのツアーでは事前に中国の旅行社で予約をしてもらい有資格者のガイドを同行させなくてはなりません。
すべての外国人がチベットに入る際にはチベット入境許可証が必要です。チベットに入境する町と発行された許可証に書かれた町が一致しなくてはなりません。少しの違いでも入境が許可されません。中国政府の規則ではチベット入境許可証は旅行者個人の申請はできず旅行社を通し団体ツアーに参加することで申請できます。Ara Chinaではチベットツアーを申し込まれるお客様の入境許可証の申請も承っております。
旅行社では許可証を発行する前に正確な情報をチベット観光局に提出しなくてはなりません。申請や発行の手続きを行うために最低でも出発の2週間前までにはパスポートの詳細情報が必要です。すべての方が申請に際して以下の書類および個人情報(パスポートに表記されている正確な情報)が必要です。
許可書を取得するには、最低15日ほどのお時間をいただいております。 また、フライトや列車の空席は出発日が迫るほど少なくなってまいりますので、ご希望のお日にちでお席を確保する為にも、出発の1ヶ月前を目安にお申込みをお願いいたします。
チベットへ行く際には必ず許可証を携帯してください。特に空港や列車に乗る際、バスターミナルや観光スポットでは許可証の提示を求められることもあります。許可証がないとトラブルの原因になります。
チベットへ行く時に列車を利用すれば、入境証のコピー件を持参してもいいです。乗車の時に、車長にご提示ください。飛行機を利用される場合、入境証をご住所まで郵送しなければなりません。搭乗の時にスタッフにご提示ください。ラサでガイドに合ったと、ガイドにお渡しください。
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