チベットは独特な民族風俗、ユニークな地形と氷雪の絶景が世界中の観光客を引き付けています。チベット仏教を信仰するチベット族の人々は、生活に忌諱があることはご存知でしょうか?彼らの信仰を尊重し、忌諱に触れる行動を避ければ、順調にチベットの旅を進められます。
名前の呼び方
人の名前を呼びすてにしないで、名前の後に「ラ」を付けば丁寧な言い方になります。
食事
チベット族の人は、生き物を殺すことは禁じられています。特に仏教の信徒は厳しく禁じられています。牛肉、羊肉は食べますが、自分では屠らないようにしています。ロバの肉、馬肉、犬肉は絶対に食べません。ある地区では魚を食べません。
食事する時、スープを飲んだり、お肉、ラーメンを食べたりしても、音がしないようにします。人の後ろで手を叩く、唾を吐くのも禁止です。
寺院、佛塔へ参拝時
道を歩いて、寺院、佛塔などを廻るとき、左側から右へ回って行きます。
経筒、経輪は逆にまわることを禁じています。
手で人の頭を撫でることは禁じられています。年寄りや偉い僧侶がするのは大丈夫です。
廟宇を見学する時、タバコを吸う、佛像を触る、経書を広げる、鐘を鳴らすことは禁止です。喇嘛(ラマ;寺院の僧侶)のお守り、珠などの宗教物品を勝手に触ることも禁じられています。
ほかの忌諱
人が差し上げる物を片手で受け取ることは失礼な行為です。チベット族の部屋に入ると、男性は左側に座り、女性は右側に座り、男女一緒に座ることは禁止です。動物の骨を火の中に捨てることも禁止です。
チベット族は家に病気を患う人がいる、または妊婦がいると、家の前に火を灯し、または樹の枝に赤布を巻き付けます。来訪する人がこういう印を見たら、家に入らず門外で用事を済ませます。
チベット族の人は一般的に魚、蝦、鶏肉、卵を食べません。今はこういう食習慣はだんだん変わりつつあります。
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