蘇州古典園林

虎丘

蘇州の町は、紀元前514年、呉国の王により作られ、すでに2500余年の歴史があります。春秋時代、呉国の都になり、今なお西施（中国の美女）等の人物に関わる古跡をとどめています。589年に、蘇州という名前になり現在に至っています。 蘇州の町は作られたのも早く、規模も大きく、水陸両方の交通の便がいいです。また、古城区は国内でも珍しく、今でも元の場所に残っています。 蘇州は、その庭園（園林）の美しさが有名な町で、水路のある景色とあいまって「東洋のベニス」とも呼ばれています。
中国四大庭園のうち、2つが蘇州にあり、それは拙政園と留園であります。
中でも、拙政園は、規模の大きな江南庭園で、内部には白黒の落ち着いた配色の中国式建築やあずまや、回廊などと、蓮の咲き乱れる池とのバランスが非常に美しいです。
その他の見所は、「綱獅園」、「獅子林」、「虎丘」、「寒山寺」、「シルク博物館」などがあります。