虎丘は、既に2000年程の歴史を持つ「呉名第一の名勝」と称されています。宋代の詩人蘇東坡によって「蘇州に到りて虎丘を遊ばずんば憾事なりけり」とうたわれています。
春秋戦国時代、ここに呉王の夫差が父親を剣池に葬った。その3日後、白い虎が現われ、墓の上にうずくまっていたと言われるのがその名の由来です。以来人々から「虎丘」と呼ばれるようになりました。ここのみどころは、なんといっても丘にそびえている「虎丘塔」です。蘇州一の古さを誇る高さ47m八角七層の塔だが、なんと塔身が北に15度傾いています。400年ほど前から地盤沈下のため傾きだしたといいます。門を入ったところに運河が流れ、そこで船に乗る事もできます。
おすすめは船頭が舟をこいでくれる「小木船」です。4人乗りで、15分ほどの船旅を楽しむ事ができます。