胡里山砲台
胡里山砲台は厦門島の西南、厦門大学の近くに位置しています。清時代光緒年間に建てられて、五年間をかけて竣工しました。砲台は花崗岩、楠木の汁、石炭、もち米を泥、砂とかき混ぜて建造され、非常に堅固です。砲台には主砲二門、副砲二門、小砲十門が装備されていました。現在東砲台にある大砲の長さは13.96M、重さ60トン、口径28CM、ライフル線条(大砲の筒内に刻んだ螺旋状の溝)84本で、最大射程10460m、有効射程6040mです。世界最大の古砲と称されています。砲台の後ろにある十数棟の平屋が清時代末年の140名兵士の兵舎と砲弾を置く倉庫でした。
1997年9月、胡里山砲台で栄光宝蔵博物院を設置しました。博物院は世界奇石陳列館、世界古代銃砲陳列館、世界古代宝剣陳列館、世界古代大砲陳列館、古樹化石展示区五つの部分に分けられ、3850件あまりの貴重な展示品が展示されています。そのうち、ポルトガル人により製造された、砲身長さ11cm、重さ220g、砲口直径2.4cmの小砲があり、世界一番小さい砲と称されています。これで、胡里山砲台には世界最大、最小の砲があり、最高だと言えます。
栄光宝蔵博物院:胡里山砲台の中にあり、正解各国の古い銃、大砲、刀、冑と天然宝石が合計3650件展示されています。
基本情報
- 所在地:中国福建省厦門市思明区胡里山
- 営業時間:7:30~18:00(冬は17:30まで)
- 観光時間:1時間~2時間
- ベストシーズン:観光に最もいい時期は春と秋です。初夏もよいですが、夏だと暑いです。冬は暖かいです。毎年の8月前後は台風が多いですので、ご注意ください。
- 交通案内:22番、48番、86番、96番、659番のバスに乗り、終点胡里山駅でおります。