青海省は、典型的な大陸性高原気候。昼と夜の寒暖の差が大きく、強い日差し、降雨量の少なさ、日照時間の長さ、などがその特徴です。
5月から10月にかけてが青海省のベストシーズンでしょう。5月の半ばになると、草原は青々と茂り、たくさんの渡り鳥が青海湖にやって来ます。1年で最もエネルギッシュな季節と言えるでしょう。最も気温が上がるのは7月で、35℃を超える日も。ただし、省の南部を訪れるつもりなら、服装に注意が必要です。南部の気温は夏でも20℃を超えることはありません。
青海省を訪れるなら夏が一番です。この季節、草原や湖沼は実に美しい姿を見せてくれます。また、少数民族のお祭りの多くは夏に催されます。ただし、少ない雨が夏に集中して降るため、天候には充分注意を払う必要があります。