2023年12月の満月は12月27日(水)にかに座で発生します。この時期、気温が低く、寒さが厳しくなるので、12月の満月を「コールドムーン」と名付けました。また、夜が最も長くなるので、ロングナイトムーンLong Night Moon(長夜月)という名前もあります。次の満月は2024年1月26日になります。
満月とは、欠けるところなく、円形に輝いて見える月のことをいいます。
この文章は、2024年毎月の満月・新月がひと目で分かるカレンダーを掲載しています。また、満月の意味や満月になる時刻や各月の満月の名前および月の満ち欠けが人間に及ぼす影響について紹介します。
月 | 新月/満月 | 星座 | 満月の名前 | ||||
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1月 | 🌑1月11日 20:58 | 🌑やぎ座の新月 | ウルフムーン | ||||
🌕1月26日 02:54 | 🌕しし座の満月 | ||||||
2月 | 🌑 2月10日 07:59 | 🌑みずかめ座の新月 | スノームーン ・地球から最も遠い(小さい)満月 | ||||
🌕2月24日 21:31 | 🌕おとめ座の満月 | ||||||
3月 | 🌑3月10日 18:01 | 🌑うお座の新月 | ワームムーン | ||||
🌕3月25日 16:00 | 🌕てんびん座の満月 | ||||||
4月 | 🌑4月9日 03:21 | 🌑おひつじ座の新月 | ピンクムーン | ||||
🌕4月24日 08:49 | 🌕さぞリ座の満月 | ||||||
5月 | 🌑 5月8日 12:22 | 🌑おうし座の新月 | フラワームーン | ||||
🌕5月23日 22:53 | 🌕いて座の満月 | ||||||
6月 | 🌑6月6日 21:38 | 🌑ふたご座の新月 | ストロベリームーン | ||||
🌕 6月22日 10:08 | 🌕やぎ座の満月 | ||||||
7月 | 🌑7月6日 07:58 | 🌑かに座の新月 | バックムーン | ||||
🌕 7月21日 | 🌕やぎ座の満月 | ||||||
8月 | 🌑8月4日 20:13 | 🌑しし座の新月 | スタージェンムーン | ||||
🌕 8月20日 03:26 | 🌕みずかめ座の満月 | ||||||
9月 | 🌑 9月3日 10:56 | 🌑おとめ座の新月 | ハーベストムーン | ||||
🌕9月18日 11:35 中秋の名月(9月17日) | 🌕おひつじ座の満月 | ||||||
10月 | 🌑 10月03日 03:49 | 🌑てんびん座の新月 | ハンターズムーン ・地球から最も近い満月 | ||||
🌕10月17日 20:27 スーパームーン | 🌕おひつじ座の満月 | ||||||
11月 | 🌑 11月1日 21:47 | 🌑さそり座の新月 | ビーバームーン | ||||
🌕11月16日 06:29 | 🌕おうし座の満月 | ||||||
12月 | 🌑 12月1日 15:22 | 🌑いて座の新月 | コールドムーン | ||||
🌕12月15日 18:02 | 🌕ふたご座の満月 | ||||||
🌑12月31日 07:27 | 🌑やぎ座の新月 |
2023年12月の満月は12月27日(水)にかに座で発生します。この時期、気温が低く、寒さが厳しくなるので、12月の満月を「コールドムーン」と名付けました。また、夜が最も長くなるので、ロングナイトムーンLong Night Moon(長夜月)という名前もあります。
この日、月は9時33分に最大になりますので、最大は目視できません。でも、同日16時30分月の出から、12月28日の7時57分月の入りまで、空の条件が良ければ一晩中、綺麗な満月を観測することができます。
次の満月は2024年1月26日(金)にしし座で発生します。寒い真冬に、空腹に耐えかねた飢えたオオカミの遠吠えがよく聞こえるから、この時期の満月を「ウルフムーン」と呼ばれます。また他に、「オールドムーン Old Moon(古月)」や「アイスムーンIce Moon(氷月)」などとも呼ばれます。次の満月は
この日、月は夜の02時54分に最大になります。日没後の17時23分、東の空に月の出を確認できます。その後南の空に移動し、翌日7時48分に月の入りとなります。夜の時間が長いため、綺麗な月や夜空を長時間楽しむことができます。
新月から満月、そして新月へ、それは月の満ち欠けの周期です。 月の満ち欠けの周期は平均29、53日です。したがって、満月も29.53日周期で現れるということで、地球と月の位置関係によって29日間もしくは30日間になります。
中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)とは旧暦の8月15日に出る月のことを指しています。また、「十五夜」、「芋名月」と呼ばれることもあります。
平安時代に「お月見」、「望月」という月を見る風習が中国から日本の貴族社会に入ってきて、「月見の宴」が催されるようになりました。
室町時代に入ってからも名月の日は続いたが、遊宴としては簡素になっていき、室町後期の名月の日には月を拝み、お供えをする風習が生じていました。
そして、江戸時代に家庭で供え物が行われるようになりました。
2023年9月10日は中秋の名月。その意味、由来、供え物などの基本知識を紹介スーパームーンとは、地球と月と太陽が直線上に並び、月が地球に最も接近した状態です。 月は楕円軌道で地球の周りを公転しているため、月と地球の距離は絶えず変化しています。したがって、満月の時、月が地球に近づく、人々は月を大きく見えます。
2021年5月26日の満月はスーパームーンと呼ばれる、満月としては1年で最も地球に近づく日で、大きな月が欠ける様子が各地で観測されました。
さらに、この満月は皆既月食と一致し、3年ぶりに日本で見られました。
2023年のスーパームーンは8月31日です。よく言われるスーパームーンの意味、起る理由はこちらへ人間の行動や感情も月の満ち欠けと関係があると考えられます。
これは古代文明の伝説や神話までさかのぼることができます。 民間伝説では、満月の夜になると半獣半人の狼男に変身するというものです。 多くの人が月の影響についての神話を否定していますが、いくつかの科学研究は、月の満ち欠けが人々に影響を与えるとみなされています。
満月のときは、人は不安定な行動をとりやすいと言われています。
過去には、満月は、自殺、夢遊病、暴力など、奇妙な行動や意味のない行動と関連していました。 英語で「精神障害」の意味を表すLunaticの語源は、古来より月と同義。
いくつかの研究によると、満月の日には、人々は感情的な興奮や過度の行動を起こしやすくなり、犯罪率が増加する可能性があることが示されています。
理論上、月の光は睡眠を妨げ、人の気持ちに影響を与える可能性があります。 十分な睡眠をとらないと、いつもよりイライラしたり怒ったりすることが多いでしょう。
しかし、他の研究はこの見解を否定しています。 彼らは、月の満ち欠けは人々の暴力を増加させることはないと信じています。
一般的に、満月は睡眠を妨げ、不眠症になりやすくすると考えられています。
2014年の研究では、月のさまざまな段階で数百人の参加者の睡眠の質が評価されました。 この研究では、満月の夜、参加者は睡眠効率が低下することがわかりました。 これは、ベッドに横になっているが、眠りが浅い、睡眠の質が悪いと表示されます。
満月の夜には、深い眠りが 30% 減少し、入眠時間が 5 分増加し、総睡眠時間が 20 分減少することがわかりました。 同時に、より多くの夢をみます。
では、月の満ち欠けは睡眠にどのように影響するのでしょうか?
まずは月の光です。29.5 日ごとに満月があり、14.8 日後に新月があります。 睡眠は光の影響を受けることは誰もが知っていますが、満月の夜は月の光が最も輝きます。 したがって、満月が睡眠に影響を与えることは驚くことではありません。 しかし、寝室にいるので、月の光が睡眠に影響が少ないとも言われています。
次は、月の引力です。月の引力により、潮の満ち引きは 12.4 時間ごとに行われます。月が 地球の磁場に対する影響も、人々の睡眠を破壊します。
満月の日に出産件数が多いという傾向があります。
研究によると、月が地球に最も近く、引力が最も強い時、より多くの赤ちゃんが生まれることがに表れます。
ただし、出生率と月の満ち欠けの間に関連性がないことを発見した研究もあります。
長い間、人々は月経周期と月の満ち欠けの間に関係があると信じてきました。
生理周期と月の満ち欠けには一定の関係があり、これは平均的な月経周期が28日で、ほぼ月の公転周期に相当するという概念に由来しています。月の公転周期は約27.3日で完了しますが、月の満ち欠けの周期は,月の公転周期よりも長くなる約29.5日です。
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