雲南民族博物館は昆明海埂にある雲南民俗村に隣接しています。面積は13万平方メートルの敷地に(建築面積は6万平方メートル)、パネル展示、保存、研究するなどコーナがあります。6000平方メートルの展示館が建てられていて、館内にはホール、会議室や、待合室なども整備されています。雲南民族博物館は中国最大の民族博物館であり、アジアでも知られています。
館内には12万点の所蔵品があり、雲南の民族歴史と民族文化の保護と発揚を中心とする博物館です。歴史、科学、芸術の価値を有する民族書籍、文化遺産、民族服装、民間美術、民族楽器、伝統生産、生活技術などの文化財がおよそ4万点が大切に保管されています。常時、様々な展示会を開催されています。白族、彝族、苗族などの少数民族が祭日に合わせてそれぞれのお祭りを行ったり、民族舞踊を実演したり、伝統工芸などを展示したりしています。
1995年に開館した雲南民族博物館は中国最大の民族様式の、回廊式に連結された建物であります。展示、演出、収蔵、研究などの活動が行われており、展示エリアは、八つのコーナーと、11の展示ホールから構成されています。その中で雲南少数民族の社会形態、衣装芸術と民俗祭礼、民間美術、民族文字や古典書籍などのコーナーがあり、少数民族の暮らしぶりや文化の全貌が詳しく展示されています。
所蔵品或いは陳列物は博物館にとって重要な構成要素の一つとされています。雲南民族博物館は雲南省で暮らす26の少数民族の文物2万点余りがあり、学術的研究価値が高いのです。また、有識者から寄贈された文物も充実しています。更に、中国の56の少数民族(台湾少数民族を含め)からそれぞれの民族衣装を募集することで、中国で民族衣装収蔵する博物館のなかでは、その数は一番となっており、後世に貴重な民族文化財を残しています。