731部隊遺跡

概況

731部隊細菌戦の遺跡は近代の重要な歴史遺跡で、1936年～1945年までの悲惨な歴史を記録しています。敷地面積は610万平方メートルに達し、特に保護されている遺跡は27箇所があります。世界で最大の細菌を研究して製造した基地で、日本軍が生きている人に対して凍傷の実験をしたり、毒気の実験、細菌の実験をした人道に反した基地です。当時、中国人、ソ連人、モンゴル人を含めて3000人あまりの人が虐殺されました。

主な展覧区

1、本部遺跡

前のビルには731部隊の事務室、保衛室、標本陳列室、兵隊室などが設けられ、細菌武器を研究し、細菌戦を指揮する本部です。後ろの平屋には電気と材料を提供する部門があり、西側には食堂があり、後武器の倉庫に変えられました。

2、細菌実験室及び特別監獄の遺跡

細菌実験室は731部隊が細菌を研究、開発、製造する中枢部門です。特別監獄は移送され、実験に用いられた人を拘禁した所です。

3、結核菌実験遺跡

細菌実験室及び特別監獄遺跡の西南部にあり、731部隊「二木組」が結核菌を研究した所です。

4、病毒実験室

細菌実験室及び特別監獄遺跡の北側にあり、731部隊「笠原組」が病毒を研究した所です。

5、凍傷実験室遺跡

細菌実験室及び特別監獄遺跡の北側にあり、731部隊「吉村組」が生きている人を凍傷にさせる実験をし、乾燥細菌を製造した所です。

6、動物繁殖室遺跡

細菌実験室及び特別監獄遺跡の東北側にあり、731部隊「田中組」が細菌付きの昆虫を繁殖した所です。

７、航空指揮所遺跡

ボイラー室の東側にあり、野外実験や細菌戦のため設置された所です。

8、細菌爆弾組み合わせと貯蓄室

本部遺跡の東北にあり、731部隊「山口組」が細菌爆弾を組み合わせて貯蓄した所です。

展示内容：

遺跡の建築、細菌戦展示室、化学戦展示室、歴史紹介室、遺品展示室、映像資料室、アメリカが公開した資料、特別移送に関する資料、懺悔記録、犠牲者名簿など。

観光案内

• 住所：黒龍江省ハルビン市平房区新疆大街150000
• 入場料：無料
• 営業時間：火曜から日曜までの9:00～16:30、月曜は閉館となります。（国指定休日を除く）
• アクセス：ハルビン駅で343番、或いは動力区で338番に乗り、新疆大街駅で降ります。
• 電話：+86 451 8710 8731