中国民間芸術の中で、藍印花布は東方文化を表す伝統的な工芸品です。また“藍染・草木染”と呼ばれます。藍印花布は伝統的な手作りの染色製品であり、秦漢から始まって、唐宋時期に大繁盛しました。今日まで1300年の歴史があります。南宋が臨安(今の杭州)に遷都してから、多数の名匠が揚子江の中下流域に集まってきて、南北の文化がとけ合い藍印花布の著しい発展を促しました。
藍印花布は蝋染、縛り染などの染色技法があります。具体的な製作方法は以下の通りです。
まず、藍草から藍作の染料(インジゴ)を取り出して、透かし彫りの花版を白い布の上に敷いて、板で防染剤を紋様の隙間に入れ、そして布の上で印を刻みます。
布が乾いた後に、染め物用の甕に入れて、20分後に取り出して酸化を行い、30分間風に当てます。望みの色を作るため、普通は6~8回をわたって繰り返し染色します。それから布を取り出して空気中で酸化を行い、乾いた後防染剤をこそぎ取ると、藍白の紋様がただちに現れます。
藍白の2色を使います。藍印花布は藍染め(あいぞめ)の紺地に白の模様のものと、青い花模様のついた白布という2種類があります。藍印花布の布、染料が田舎産出で、技術も民間から出てきており、手作りのため、近代的で先進的な機械に取り替えられません。藍白の色が清純、素朴であり、なおかつ優雅なので、とても上品です。そのため、鮮明な民間と民族の特色が富んでいます。民間には、藍印花布は多彩な生地だけではなく、カーテン、頭巾、幕、シーツとアクセサリに作られています。
題材と内容藍印花布の紋様の図案はすべて民間からのものです。庶民が喜んで聞いたり、喜んで見たりする芝居の人物から取材もしますが、最も多いのは動植物と花鳥を組み合わせた紋様です。暗喩、洒落などの方法で庶民の未来への理想と信念を存分にうたいあげ、また幸せで円満な生活に対する憧れと素朴な審美の情趣を託しています。そのため民間の伝統風俗の中で、藍印花布は相当の位置を占めています。
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