西夏城は銀川市から18キロの楡林鎮川月城鎮にあります。寧夏河東空港から2キロの所にあり交通の便がとても良いです。西夏城の東には砂漠、西には黄河、さらに北には長城があります。この城は1507年に建てられ現在までおよそ500年の歴史があります。古く昔には、地勢が厳しく敵を防ぐために都合がよい地とされ、宋と西夏の度重なる争いが行われていました。西夏城は「横たえる城」と呼ばれ、北方少数民族の侵略を防ぐために造られた軍隊の駐屯地でした。
2007年、寧夏西夏城文化旅行開発有限会社が莫大な投資をしてエンターテイメント一体型のアミューズメントテーマパークを開発し、すばらしい西夏の歴史文化、さらには舞踊なども楽しめるようになっています。
この城の遺跡は北、東、南の三方が崖に、西側は山の斜面に面しており城壁アーチ型のようになっています。外周は約2キロメートル、城壁の高さが3メートル、幅が4メートルあります。東側、北側にはそれぞれに城門が1か所あり、その幅は3.5メートルです。
遺跡の中では東側の土地が低く、西側が高くなっています。そしてレンガや石、瓦、磁器、鉄などの残骸が数多く残っています。1987年、陝西省文化財の調査員による鑑定によって、これらが殆ど宋の時代の磁器(碗、小皿、瓶の蓋)だと判りました。また「鳥獣の顔をした軒端の瓦」、「ハスの形をした柱の土台」と「宋時代の簡板」など比較的歴史的な価値の高いものが出土しています。
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