20世紀後半の80年代、中国の考古学隊、中国CCTVと日本NHKシルクロード共同取材班は、半世紀ぶりに楼蘭遺跡に足を踏み入れ、共同で考古学調査と発掘を行い大量の文物と新たな遺跡を発見し楼蘭の古代文明の存在が再び明らかにされました。
現在、シルクロードも大きく変わり、簡単に訪問することができるようになりました。さらに、ここ数年でホテル、道路事情も更に整備され、今まで訪問が難しかった場所へも比較的容易に可能となったり、大幅に時間が短縮されたりと、より一層お楽しみいただけるようになりました。
Arachina社は14年の経験を持ち、旅行中はショッピングによらず、専用の車とガイドですから、必要のない時間を省きます。Arachinaはお客様のニーズ、時間、好みに基づいて、オーダーメイドツアーをご提供しております。
飛行機
中国の主要都市から西安、蘭州へは中国国際航空、中国南方航空、海南航空が就航しています。ウルムチからカシュガル、ハミ、コルラ、ホータンへは毎日、飛んでいます。チケットは入手しやすく割引料金のものも多くあります。また香港からは毎日、キャセイパシフィック航空とドラゴン航空の便が就航しています。
列車
列車は西安―蘭州線と蘭州―新疆線でつながっています。そしてこれは国家をまたいでスピードアップした中国の新しい鉄道プロジェクトです。西安―蘭州間を6~8時間で結ぶ、31本を超える本数の列車があります。
蘭州―新疆線は甘粛省の省都蘭州からユーラシアン大陸の中国東端の地、阿拉山口までの2000キロ以上に延びています。主要な幹線は蘭州から嘉峪関へ、甘粛省敦煌へ、そして新疆ウイグル自治区のウルムチ、トルファン、カシュガルや他の都市へとつながっています。
バス
目を見張る景色とのんびりとした時間を楽しむにはバスの旅がお勧めです。長旅、エンスト、車内での喫煙といったマイナス面もあります。新疆ウイグル自治区では長距離バスのルートは省内、縦横に広がりウルムチからカシュガルまでは24時間(飛行機と値段はほぼ同じ)かかります。さらにはもっと手軽に乗れる観光バスには、ウルムチから天池へのバスや西安から兵馬俑までのバスがあります。
5月と10月はシルクロードのベストシーズンです。夏の暑さと冬の寒さは極限です。5月の平均気温は15℃くらいです。風景もとても素晴らしい季節です。高原にはわずかに雪が残り、草が新緑に変わりつつあります。快適な気温の中、すばらしい風景に魅了されることでしょう。
そしてまたこの時期はお祭りもあります。シルクロードには20ほどの民族が暮らしています。運が良ければ様々な民族のお祭りを目にしたり、参加したりする機会に恵まれるかもしれません。
漢族(中国で最も多い民族なので他の地域でも漢族のお祭りを目にすることがあります)を除き、それぞれの民族は個々の歴史や地域、文化的背景によってお祭りを祝います。満族は漢族と同じお祭りですがそれぞれ祝うスタイルは違います。
異なる民族が同じ地域に暮らしている場合、ともに祝うこともあります。バオアン族、カザフ族、回族、タタール族、ウイグル族、ウズベク族、ドンシャン族、サラール族といった民族はすべてイスラム教を信仰しています。イスラム教の信者はラマダンとクルバーン祭を行います。
他にはモンゴル族のナダムやカザフ族のノウルーズやチベット族のショトゥン祭(ブッタの像崇拝する)、タタール族のサバントゥイがあります。
シルクロード旅行の準備
5月と10月でもシルクロードの地形と気候はとても変わりやすいです。ある地点では標高が高く寒い、そしてまたある地点では標高が低く、暑いといった様相です。そのため温度調節のしやすい恰好がよいでしょう。歩きやすい靴は必須です。また個人的に必要なものは忘れないようにしてください。途中で購入することはできません。日焼け止めもお忘れなく。常備薬を含めた救急セットも必ず携帯してください。
しかし荷物が多すぎるのも困りものです。必要最低限の、かつ必要最小限の荷物にすることがベストです。
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