佘山は上海市内からおよそ南西に30㎞離れた所にある松江古城の北西に位置している上海唯一の山林エリアです。標高99メートルの佘山は上海で最も海抜の高いところです。
東佘山と西佘山
佘山は東佘山と西佘山に分かれています。東佘山のバス停から西佘山のバス停に向かうのは基本的なバスルートです。バスによってバス停の名前は異なります。東佘山のバス停は森林公園と呼ばれ、西佘山のバス停は西佘、森林賓館とも呼ばれています。西佘山の主なスポットは天文台と教会堂で、東佘山では砂像、百鳥園、蝶園です。現在、佘山国家森林公園は入場無料です。入場時、スタッフから入場券としてチケット形のハガキをもらいます。そこで毎日の入場者数をカウントしています。ただし天文博物館のチケットは12元となります。
東アジア最初の教会
佘山地区には天主教、キリスト教、イスラム教、仏教、道教が集まり、長い宗教の歴史があります。ここは百年間にわたって東南アジア地区の天主教聖地になっています。西佘山は東アジア最初の教会ともいわれる佘山天主教会堂や中国初の天文台である佘山天文台があるところです。
交通アクセス
上海運動場から1B線バス乗車、あるいは西区バスターミナルから沪陳線・沪佘昆線で佘山へ直通。南浦大橋、上海体育館、北区バスターミナル、上海西駅から旅行専用バスも出ています。