江蘇省は中国東部の沿岸部に位置しています。古代から魚と米の豊富な肥沃な土地として知られています。中国国内でも最も豊かで人口の多い都市のひとつです。
江蘇省は揚子江デルタ地帯の一部です。西は安徽省、北は山東省、南は浙江省や上海市と隣接しています。また東には黄海があります。総面積は102,600平方キロメートルで7600万人の人が暮らしています。
江蘇省は文化的な習慣が豊かなところです。それぞれの地域の民族音楽は様々で、その特性に応じて歌劇の中で変化していきました。20種以上の歌劇があり、その中でも「昆曲」は最も古く中国の歌劇の中でも最も有名です。そして北京やその他の地方の歌劇の発展に大きな影響を及ぼしています。音楽を奏でながら物語を語る「評弹」もまた一般的です。江蘇省の料理は中国8大料理の一つでさっぱりとして甘めの味が特徴です。
江蘇省にはたくさんの観光地があります。首都南京は昔も有名な首都です。中国王朝時代にも幾度か首都として支配されていました。そのため孫逸仙陵や南京孔子廟のような多くの歴史的遺産が安置されています。
蘇州にはユネスコの世界遺産に登録されている古典風の庭園がありシルクのような刺繍製品や水辺の町として知られています。典型的な水辺の町として有名な同里と周庄には100年くらい前の水路や橋、住居があり観光地としてとても人気があります。
江蘇省の基本情報