現在、万里の長城は観光客に開放されていますが、新型コロナウイルスの発生と感染拡大に伴い、中国に渡航が難しい状況です。日本から中国渡航に最新の情報はこちらをご覧ください。
万里の長城は世界で最もすばらしい景観のひとつで、北京を訪れる観光客、特に初めて北京に来る方には絶対外されない場所です。今回は万里の長城の歴史、長さ、場所、いつ誰がなぜ造ったなど興味深い事実、そしてどのように訪れるかと万里の長城 についてあなたが知りたいすべてのことを徹底にご紹介します。
中国の万里の長城は"世界の七不思議"に数えられているほか、1987年には世界遺産に登録されました。世界最長の石垣は古代の防御壁として驚愕させられるものがあります。壮大な風景の中で険しい大地、切り立った山々を飄々とした風だけが通り抜けていきます。
万里の長城の長さは東の「山海関」から西の嘉峪関(かよくかん)まで総延長は6352kmで、北海道から沖縄まで日本列島を囲む距離です。2012年6月5日に、中国の国家文物局は、万里の長城の公式な総延長は21,196.18キロメートルであると発表しました。これは、中国が科学的かつ組織的に万里の長城の長さを測定した初めての出来事です。これまで異なる年代に作られた壁が重複していたり、たんに別の要塞の境界壁が長城の一部として数え上げられていたこともありました。
万里の長城の長さに関する詳しい情報はこちらへ万里の長城は紀元前7世紀の春秋時代から明代まで、約2000年以上に亘り、造成を重ねてきました。現存するものの大部分は、明代の建造で、総延長約6000キロの世界最大の城壁です。
現在の形の長城は秦の時代に、各国で作られていたものををつなぎ合わせた「秦の始皇帝」がその始まりで、その後、特に漢、明時代に堅固な城壁が作られました。 明の時代には、西は「嘉峪関」から東は「山海関」、更には遼寧省の北朝鮮国境まで延長されました。また北京近郊の長城は二重に築かれています。北京近郊の長城 は、石やレンガで作られた重厚なもので、敵監視台、狼煙台などが均等に分布しており、芸術性も高いです。
『万里の長城の歴史』に関する詳しい情報を見る秦の始皇帝が築いたといわれていますが実際には彼が最初ではありませんでした。
時代 | 長城の歴史-おこった出来事 |
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周: 紀元前770~221年 | 当時の主権者によって境界として作られる。 |
秦:紀元前221~207年 | 秦の始皇帝によって中国北部の境界がひかれる。 |
漢:紀元前206年~西暦220年 | 漢の武帝によって長城は西に広がり、玉門まで延びる。 |
明:1368年~1644年 | 明代の武将、戚継光が北京周辺の長城の修復を行う。 |
万里の長城は外敵の侵入を防ぎ、またシルクロード貿易を守るために築かれました。
万里の長城を造られた目的
雄大な万里の長城は知恵と汗と涙の結晶です。家族と離れ離れになったものや多くの死者の功績のもとに築かれています。
材料と方法
北方騎馬民族の進入を防ぐ為で、建造が始まった万里の長城は、 現在、観光地として公開され、「不到長城非好漢(長城に行かぬは男にあらず)」といわれる中国旅行に欠かせない観光スポットです。
万里の長城へのアクセスはこちらへ中国の万里の長城は、中国北西の嘉峪関に始まり、砂漠や草原、山々を越え、中国東海岸にある、遼寧省の虎山長城に至ります。万里の長城の中で、人気のある場所は、北京の北や東に集まっています。これからはたくさんの万里の長城の見どころの中でもっとも人気がある観光スポット慕田峪、金山嶺、箭扣、司馬台、居庸関、黄崖関、山海関、八達嶺を紹介します。
八達嶺長城は、明の時代に修築された万里の長城で最も代表的で壮大なセクションです。 簡単にアクセスでき、歩きやすい状態で、1957年以来、訪れやすい長城としてとても人気です。
入口に入るルートは2つに別れており、北側の山から比較的傾斜が緩やかな通称「女坂」と、南側の山からの傾斜がきつい階段がある通称「男坂」があります。最高点の城楼までは歩くと往復1時間半かかりますが、観光用のロープウェイが設置されているので、楽に観光できます。
八達嶺長城の場所、行き方、地図など観光情報はこちらへ慕田峪長城は、23箇所の展望台を備えた修復の傑作です。
慕田峪長城は北京市から73キロ離れ、北京市北側の怪柔県に有り、車での所要時間は1.5時間~2時間です。慕田峪長城は東側の剣口長城と西側の白馬長城を結んでいます。1580mもの長さがある滑り台が有名で、長城からふもとまでソリのようなものに乗って滑ることができます。上から眺めると、緑の山で休む白い竜のようだともいわれています。
慕田峪長城の場所、行き方、地図と観光情報はこちらへ箭扣長城は明朝に造られた万里の長城の一部分で、有名な険しい所の一つです。険しい崖に造られているためその姿は雄大で綺麗なので中国および海外の登山愛好家の憧れの地です。海抜1000メートルあまりの山の頂に建てられた、「牛犄角邊長城」と名づけられ、まるで刃物で切られたような崖に造られた長城や「鷹飛倒仰長城」、「箭扣長城」があります。歩いていくにつれ長城を上っている雄大な雰囲気とドキドキ感が得られます。
北京の郊外、懐柔の北西部八道河郷にあります。懐柔の中心から約30キロ離れています。北京から車で2時間ぐらいかかります。
箭扣長城の場所、行き方、地図など観光情報はこちらへ万里の長城の司馬台部分は、長城の元の様子がそのまま残った数少ない部分の一つです。その景色もいろんな様子が見られます。他の長城部分と同じようなところもありますが、独特のところもあります。それに唯一夜もオープンとなっている所です。
司馬台長城は密雲鎮の北側に位置して、古北口に近い長城の一つの部分です。北京市内から司馬台までの直行のバスはありません。公共交通やタクシーで北京市内から司馬台までは約2時間ぐらいかかりそうです。
司馬台長城の場所、行き方、地図など観光情報はこちらへ金山嶺長城は、万里の長城の中で最も保存状態の良い部分の1つであり、多くのオリジナルの特徴があります。金山山脈に建てられたため、その名前が付けられました。
金山嶺長城は、北京中心部の北東の山岳地帯にあり、東の司馬台長城と西の古北口長城を接続しています。正式には、西の龙裕口から東の后川口まで伸びています。
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