大理双廊
大理双廊は、洱海のほとりで夢を覚ます。双廊で生活している白族の人にとり、ここは千年変わらない美しい故郷です。誰でも双廊の客になれ、双廊で自由に生活することができます。
アーチ形をした、長さ約7kmの海岸に、時間という概念はありません。なすべきことは雲、水、山を楽しみ、「洱海に向かい花の美しさ」に幸せに感じるなど、気分を弄ることです。洱海に静かに寄り添い、魚を取り、歳月変遷の中で大理の「風、花、雪、月」を毎日、目の当たりにしていました。
大理古城から双廊に向かって行くと、ちょうど洱海の周長の半分です。古城は西にあり、双廊は東にあります。双廊の浜辺に立ち見上げると、蒼山の素晴らしい風景が楽しめ、頭を下げると澄んでキラキラしている洱海の絶景が一望に収められます。千年以来、地元の人は、代々洱海に静かに寄り添い、魚を取り、歳月変遷の中で大理の「風、花、雪、月」を毎日、目の当たりにしていました。
昔、双廊は「拴廊」と呼ばれていました。田舎くさい名前ですが、玉石と青い石板でちりばめて出来た横町は、現在でも比類なく澄み切り、とてもきれいです。大通りに沿って行くと、右手に何軒かの民家ごとに細長い路地があり、視野狭く眺めると、水郷風景が見られます。面白い特色のある双廊の客桟(旧式の旅館)は、このような路地の行き止まりに隠れて、他から来た人でも、双廊でのんびり生活する姿を何の音もなく静かに語っています。
1、洱海周辺の自転車旅行
環海路の道路状況は良く、風景もとてもきれいす。日光の屈折作用で、洱海に高原光線を撒き散らす時の景色は、事の他素晴らしいです。自転車に乗り、双廊から挖色鎮に行くと、道路は洱海の周りを蛇行して続き、角がたくさんあり、とても面白いです。挖色鎮に近づくと、唯一の上り坂があります。坂の頂点に立ち、洱海を眺める風景は、美しく最高です。もう少し下へ行くと、小さな浜辺があり、ここでのんびりひと休みできます。挖色鎮からさらに前へ約5km進んだ所に、伝説の小普陀があります。双廊では、一般的な自転車レンタルの値段は30元/日です。
2、古漁村の市へ行く
双廊の人々にとり、一番賑やかな市は、10数km離れた「挖色鎮」です。西暦の5日と10日は市の立つ日で、周りの人はここに集まり、白い布で出来た大きい傘の下に、多くの屋台を並べます。大勢の男女は大きい竹かごを背負い、エンドウ涼粉「リァンフェン」を食べたり、熱いビーフンを食べたり、野菜を選んだり、布靴を買ったりします。
3、風格がそれぞれ異なる客桟をぶらぶら見物
双廊旅行が客桟の旅行だと思う人もいます。現在の双廊には、雨後のタケノコのように海景客桟があり、洱海の傍に立っています。一番古く、最も美しく、最も名高い「太陽宮」、「青廬」、第1陣進出する客桟「海地生活」「半島63」「粉四」「晴天」「滄海一粟」から、今日の「春暖花開」「雲七毗舎」まで、すばらしい客桟がたくさんあります。多くの客桟は規定時間内に見物できるので、一つの客桟の庭に気軽に入ることが可能です。すべての客桟から、経営者のスタイルが垣間見え、観光客は心行くまで楽しめます。