蒼山、または点蒼山と言い、昔は熊蒼山、玷蒼山とも呼ばれていました。蒼山は雲嶺横断山脈の主峰として、北から南まで19の峰からなっています。東は洱海に臨み、西は黒恵江に面しています。また、北は洱源県鄧川鎮から始まり、南は下関天生橋まで延びています。その長さは50kmで、緑の障壁のように洱海の西海岸に沿って高く聳え立っています。 十八渓流があり、十八渓流は18人の少女のように、それぞれの性格を持ち、それぞれの体つきがあり、それぞれの可愛らしさがあります。
雲南へ旅行したら、蒼山は遊覧しなければならないところの一つで、大理旅行の代名刺のような観光地だと言われています。大理蒼山は海抜が3500m以上の峰19峰もあり、蒼山十九峰とも呼ばれています。また、海抜が高いため、頂上は一年中、雪に覆われていて、白い雪は太陽の光に射されて、非常に壮観な風景が見られます。最高峰の馬竜峰の雪は夏でも解けません。真夏時、山の中腹は緑の樹木がたくさんありますが、頂上はいつも雲や霧に覆われています。夏でも解けない蒼山の雪は、雲南大理の四大景観の「風花雪月」の中で最も評判の高い「雪」としてよく知られています。
十九峰の下に蒼山の雲は、目まぐるしく変化する特徴があり、その中で最も有名な雲は「望夫雲」と「玉帯雲」です。望夫雲は毎年冬、春にはよく玉局峰の頂上に現れます。しかもその雲が出た後、狂風が吹いたり、逆巻く大波が出たりするため、漁船は海に出ることができませんので、望夫雲は「無渡雲」とも呼ばれています。玉帯雲は艶めかしいだけでなく、ペー族の農事に関することわざによると、それは豊年の兆しだと伝えられています。