美しい鍾乳石洞窟、険しい絶壁、澄みきった渓流、滝などが共同で素晴らしい武隆を構成しました。武隆は重慶の東南に位置し、市内から車で3時間かかります。武隆は素晴らしいカルスト地形で世界で有名になって、2004年に「中国南方カルスト」の一つとして世界自然遺産に登録されました。武隆には仙女山国家森林公園、長期間浸食されてできた天坑三橋、世界自然遺産の中で唯一の鍾乳石洞窟芙蓉洞などの景観があります。壮大な自然風景で武隆は中国有名な監督張芸謀の映画『満城尽帯黄金甲/Curse of the Golden Flower』と米国の監督マイケル・ベイの映画『トランスフォーマー4』のロケ地になっています。
仙女山国家森林公園
仙女山国家森林公園はその江南の魅力的な高山草原、中国南方で珍しい樹海雪原、奇峰の絶景で知られ、東方のスイスと称されています。仙女山森林公園の平均標高は1900ぐらいで、気温は市内より8-10度低く、昼夜の温度差が大きいです。夏の時、爽やかな涼風が吹いて、緑の絨毯のような高山草原で草すべりや乗馬などのレジャーを体験できます。冬の時、山頂に白雪が覆いかぶさって、スキーのいい場所です。
天坑三橋
天坑三橋は岩山が橋を形成した天生三橋と長期間浸食され陥没してできた「天竜天坑」と「神鷹天坑」を指します。天坑の深さは山頂から地下まで約280mです。天生三橋は天竜橋(山頂から麓まで落差235m、岩橋の下の空洞高さ96m)、青竜橋(山頂から麓まで落差281m、岩橋の下の空洞高さ100m)、黒竜橋(山頂から麓まで落差223m、橋の下の空洞高さ116m)の三つの天然石橋です。天生三橋は天坑と密接につながり、岩石の隙間から流れた水が玉簾のように落ち、世界でまれに見る地質奇観の一つになっています。
芙蓉洞
芙蓉洞は世界で唯一の自然遺産に登録された鍾乳石洞窟で、米国のマンモス洞窟、フランスのクラムーズ洞窟とともに世界三大洞穴と呼ばれています。洞窟は全長約2700メートル、一番高い場所が48.3メートル。洞窟内には沈殿物種類が世界一で30種類以上で、様々な姿の鍾乳石があり、例えば、「石の滝」、「珊瑚瑤池」、「石花の王」、「犬牙晶花石」、「生命の源」などです。