月亮山は、陽朔県の町の南方8.5km位の所に桂荔という大通りがあって、月亮山は、その大通りの西側にある高田凤楼村の境界内にあります。 山の中腹には、大きな丸い穴が開いて、その穴が月のように見えることから、現地の人々に「月亮山」と呼ばれています。穴の北側には丸くて小さい山がありますので、一般的には、お客様は穴の南の見月の道を歩きながら、月の形の素晴らしい変化(上弦のつき、半月、望月、下弦の月の順序によって)を楽しめます。
「月にある宮殿」に着くと、鍾乳(炭酸カルシウム)から形成される嫦娥(月にすむと言われる仙女の名前)、玉兔(月に住む白いウサギ)などの神話人物が目に映ります。思わず美しき造形の妙に魅せられてしまいます。それに、月亮山の近くには、穿岩古榕、九牛嶺、臥虎山、黒岩など20余りの観光スポットがあります。
月亮山の向こう側には「月亮村」があります。そこでの月見は最高です。そして、月亮村には、レストラン「月亮媽媽」あって、月を見ながら、農家の料理(地元の在来種のニワトリ、鴨、カボチャ、糸瓜など汚染のない食材を利用して作った料理)を楽しめます。美しい月を前にして、ほんとうにいい気持ちです。
「月亮媽媽」である本人は、徐さんと呼ばれます。51歳頃から外国語を勉強して、現在8種類の外国語を身につけています。この美しいお名前は陽朔まで旅行する二人のカナダ若者によって名付けられました。現在、「月亮媽媽」はレストランのブランド名として使われています。山頂までは、約1時間がかかります。それに、自転車で月亮山に登ることも推奨いたします。途中で素晴らしい農村の景色が見えることが出来て、イチゴ園で新鮮的なイチゴを楽しむこともできますので。
1972年、アメリカの元大統領ニクソンは月亮山に旅行した後、数多くの外国人はここに来て、大統領が残した足跡を探します。 毎年の旧暦8月15日になると、大勢の若い男性と女性はここで月見をします。 陽朔に来たら、是非訪れてみると良いでしょう。