西街は1674年に建設され、陽朔では最古の町です。東側は漓江が望まれ、東嶺が正面に、西側に膏澤峰が見えて、碧蓮峰の隣にあります。町の道路幅は、約8m、長さが約800mで、路面は現地のビンロウジの紋様の大理石で敷かれて、濃青色でつやつやしています。両側には清王朝時代の低いかわらぶきの家があります。白い壁と赤い窓から嶺南式の建物の質素さと優雅さが見えます。
西街は中国と外国文化の交わったような町なのです。外国人はここに東方文化を体験し、中国人はここで外国語を練習します。西街の家は中国の南部地方の建物ですが、国際的な雰囲気を持っているので、人と文化の景観と言っても過言ではありません。古めかしく優雅な店舗の中で、装飾が異国情緒に溢れています。ネットカフェー、バー、レストラン、旅館などは全ての看板が英語と中国語で書かれています。また、店員は 英語が上手です。店長が外国人の店も少しあるので、そのため、西街は「地球村」とも呼ばれます。
にぎやかな西街には中国風の商品が多く集まります。例えば、チャイナドレス、刺繍、ろうけつ染め、印章などです。また、有名な陽朔魚のビール煮、桂林米粉もあります。
陽朔へ行くには、桂林駅の広場の右側に、中型のバスに乗ります。交通費は一人20元です。陽朔または西街では、歩くか又は自転車も借りることができます。最もよい旅行の期間は4~10月です。