蘭州発シルクロード周遊の旅（6泊7日）

　赤やオレンジ、茶色、黄、グレー、緑などカラフルな層が織り成すシマシマ模様の大地を望むことができる「七彩丹霞」と長年の雨、風によって風化浸食され、奇岩、奇岩となってそそり立つ「氷溝丹霞」など、見ごたえが十分あります。

張掖丹霞

　嘉峪関は明代の万里の長城の西の起点であり、古代「シルクロード」の交通の要所でもありました。 万里の長城の最もよく保存されていて規模も最も立派な古代の軍の城で「雄関」もいわれています。

嘉峪関

　敦煌まで車で２時間くらい離れている榆林窟は莫高窟の姉妹窟と呼ばれます。「敦煌研究院」が運営しています。発掘中なので、観光客が少なく、いい雰囲気で歩くことができます。この中にはとりわけ素晴らしいものが「飛天」壁画です。

　遺跡保護と観光利用の相互目的が達成できるように敦煌莫高窟の観光もインターネットでの完全事前予約システムが導入されることとなりました。普通に、半日観光は洞窟八つを見学可能と思われます。1日観光しても洞窟（普通の洞窟＋特窟）計12個を見学可能です。普通の洞窟8個以外、特窟4個（275、254、220、158）を別に手配できます。観光人数が少ない、係りの通勤時間が短くなる可能性があります。

莫高窟

　陽関・玉門関は漢の時代に作られた関所の跡で、この門をくぐるとそこから先が西域です。当時のシルクロード貿易の中継地点であり、当然重要な軍事拠点でもあった。河倉城（かそうじょう）遺跡の断片からは、貝の化石やらフジツボのようなものが。昔は河の際に建っていたのだろうと想像できる。漢代の軍需食糧倉庫であったという。

玉門関