敦煌市の東南30キロ、鳴沙山の東側の絶壁に築かれた石窟群。莫高窟の数は現存するものが492窟あり、現存する最古のものは第268、272、275窟の北涼窟(5世紀初頭)で、第237、248、251、254、257、259、260、263窟などの北魏窟(500年前後)第249、285、355、432窟などの西魏窟(6世紀前半)がこれに続いています。
その後、約1000年にわたり石窟の造営や修復が続き現状では、その様式から判断して五胡十六国9、北魏23、西魏2、隋97、唐225、五代34、宋70、西夏25、元7、に時代分けされています。
内部は石質が粗い礫岩であるため、四壁と天井を漆喰で塗り、その上全体に壁面を描き塑造の仏像を安置しています。仏像類は2415尊にのぼり、例外的な石彫を除き鮮明な彩色が施されています。
2014年7月15日の敦煌莫高窟デジタル展示センター開設にともない、8月1日より敦煌莫高窟の観光もインターネットでの完全事前予約システムが導入されることとなりました。これによって遺跡保護と観光利用の相互目的が達成できるようになります。
このシステムではまず莫高窟ホームページで事前予約、支払いを済ませて、注文番号を受け取ります。それを持参し、現地で提示してチケットと交換します。デジタル展示センターでは直径18メートル、面積500平方メートルの円形スクリーンで「デジタル敦煌」を体験できます。ここで映像を見てから観光用のカートに乗って、石窟を見学します。
完全予約システムを導入することで1石窟あたりの滞在時間を減らし、遺跡の風化を防ぎ、保護につなげます。また莫高窟一日あたりの収容量は3000人から6000人に増やすこともできます。これにより遺跡保護、観光客収容数といった問題を同時に解決することができそうです。
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