茘波
茘波大小七孔風景区は茘波県から南へ30キロを離れた山にあり、全長7キロで、小七孔風景区と大七孔風景区からなっており、カルスト地形特有の形をした山と清らかな水で、人々の注目を集めております。
a.茘波は世界自然遺産「中国南方カルスト」の一つです。重慶の武隆と雲南省の石林もその一つで、2007年に認定されました。
b.茘波カルスト森林(茂蘭カルスト森林)は中国で最も美しい森の一つです。(2005年、《中国国家地理》に認定されました)
c.茘波は中国で最も美しい地の一つであります。(2005年、《中国国家地理》に認定された)
◆「c.茘波……」はいらないとおもいます。
小七孔風景区
七孔橋:大小七孔橋風景区はこの橋によって名付けられました。地元の伝説によると、この橋は時間と運命の力を蓄えて、恋人が一歩を踏み出せば、一年が経ったこと意味し、七孔橋を渡ると、ともに一生を過ごしたことを表します。
水春河:水春河は谷に隠された川で、両岸に聳え立つ断崖に囲まれて、とても涼しいです。上流が穏やかな鏡のようであるのに対して、下流の流れが急です。穏やかな気分が好きな人は、よく船で上流の美景を鑑賞します。刺激を求める人は、よく下流でサーフィンをしたり、ラフティングに挑戦したりします。
以上のスポットのほか、小七孔風景区には68の滝、水上森林、亀背山、ラガ滝、鴛鴦湖などもあり、カルスト地形の美しさを誇っています。
大七孔風景区
大七孔風景区と小七孔風景区とは5キロの距離があり、原生林、谷、河、地下湖などの観光スポットからなっています。スマートで美しい小七孔に対して、大七孔は険しさ、雄大さで名を知られています。高い山に深い谷、急流に滝がある洞窟、そして80メートルあまりの天然の橋がそびえ立ち、「大自然の力で作られた東方の凱旋門だ!」と褒められています。これこそ自然の奇跡の証です。
大七孔風景区に来ると、大きい七孔ある橋が目に入ります。七孔橋にそって遡れば、延々と続く長い天神谷となり、谷の両側には険しい断崖が聳え立って、煙がまつわりながら立ち上ります。1キロを進めば、左側の断崖には幅、高さとも100メートルもある石壁が聳え、その上には鍾乳石や木が生え、まるで色とりどりの油絵のようです。壁には下から上に大小の洞窟が三つあり、入り口には緑の木が生えて面白いです。最も不思議なことは洞窟に入ると、大声で叫ぶことは禁止されています。大声で叫ぶと、壁から石が落ちてくることから、地元の人には「天神様が怒っている」と言い伝えられ、「恐怖谷」と名付けられました。
大七孔橋と恐怖谷のほか、天生橋、妖風洞、地峨宮、水神河、龍頭山、清水塘などがあり、特に妖風洞、恐怖谷、地峨宮などの観光スポットは奇異で神秘性に満ちて人気があります。
交通情報:
飛行機:茘波には空港があり、今は貴陽との便があり、毎日往復2便で、所要時間は30分で、料金は500元です。そのほか、以前は深センや広州とも線路が結ばれていまたが、今は停止しています。茘波空港は貴陽を経由して北京、三亞、天津行きの便もあります。
空港に到着してから、車で行きます。
列車:茘波には駅がありませんが、隣の独山や麻尾には駅があり、そのいずれの駅で降りて、バスで行きます。この二箇所から茘波までの所要時間は2時間ぐらいで、切符代はおよそ25元です。(注意事項:麻尾から茘波行きのバスは小七孔風景区を通るので、茘波県まで行かなくともすみます。しかし、旅館はやはり県内のほうがいいです。そのほか、もし水春河及び茂蘭都に訪れたいなら、茘波県を通らないと行けないので、麻尾からのお客様もまず県内に泊まったほうが無難だとおすすめいたします。)
気候
茘波は貴州の最南部にあり、広西に隣接し、アジア熱帯モンスーン気候に属しており、年平均気温は18.3度です。注意してほしいのは朝夕の温度差は大きく、特に春と秋は、服を多く準備したほうが良いです。それに、夏には紫外線が強いので、日焼けの用品を持っていたほうがいいでしょう。そのほか、茘波は川が多いので、サンダルなどを持っていくことをおすすめいたします。