春におすすめ旅行先

　春の季節は中国観光のとても良い時期の一つで、大自然の愛好者にとっては、鮮やかな花が満開となって、天気も涼しくて暖かくて、とても素晴らしい季節です。

西安－中国の歴史上最も影響力があった都市

　西安は中国古代の多くの王朝の都で、豊富な歴史的遺産が残っています。

　西安の春は暖かくて、湿度が低くて、晴れの日も多いです。穏やかな気候と良いお天気の中で中国歴史文化が溢れる旅を存分に楽しむことが出来ます。

　良いお天気のおかげで、兵馬俑を観光しても、古代の城壁の上で自転車を乗ることでも、華山に登っても、唐の時代（西暦618年-907年）の遺産を観光しても、いつも心よいです。

　春は花の季節で、青龍寺、興慶公園、大明宮国家遺址公園で満開の綺麗な花が見られます。時には民族的なステージも見られます。 ３月と４月の朝晩はまだ肌寒くて、晴れの日が多くても、軽い風邪でも引かないよう要注意です。

張家界－代表的な石柱地形

　張家界国家森林公園はその特別な地形や特色ある観光地によって、ユネスコの世界遺産に登録されています。張家界の景色は特別で美しくて、雨や霧の中で最も魅力的でロマンチックな一面が見られます。

　春になると花が満開となって、生き物が甦り、観光のいい時期となります。

杭州－伝統的な中国を全般的に見られる都市

　杭州は中国で最ものんびりとした都市の一つです。悠久な歴史、あふれる緑、綺麗な空気、のんびりとした雰囲気などで、杭州はとてもロマン的なところとなっています。

　春になると街のところどころは緑の植物とピンクの花で飾られていて、すごく気持ちよく感じられます。緑の柳の木とピンクの桃の花で囲まれている西湖もその一番美しい時期を迎えてきました。

　４月は龍井茶を収穫する時期で、梅家坞茶園に行き、古い集落を観光し、お茶の収穫に参加して、採ったばかりの龍井茶の新茶を飲むことが出来ます。こぬか雨の日なら傘を持って、上着、薄いセーターや長袖の装いをしておいてください。

　春も杭州周辺の古い水郷（西塘鎮と烏鎮など）を観光する良い時期で、そこで中国の古い歴史と出会うことができます。

昆明－温かい春と平和的な景色

　全ての大都市と同じような便利な交通機関と林立する高層ビルのほかに、昆明だけはもっとゆっくり出来て、四季の生け花が見られて、まるで大型ガーデン都市です。都市の中には幾つかの風光明媚な観光地が存在して、現代都市と自然がここでうまく巡り合わさっています。美しい景色のほかに、ここの伝統的な風俗は雲南省の赤い大地の宝物です。

　または、多くの少数民族がここに集まることによって昆明の風俗文化がますます豊かになって、観光客がここで素朴な風俗を体験することができます。

　3月から5月までの昆明の気候は暖かくて、あまり風もないです。初春の3月の頃、雪山、桃の花、柳、円通山にある満開の桜などが見られます。この時期の昆明には果物、花や少数民族のお祭りなどが多くて、景色が一番いい時期です。

桂林－華麗な中国画

　春になると桂林は雨季に入ります。雨の日が多いので、この時期観光するとどこも湿っていますが、小雨の中の漓江はまるで水墨画のように美しいです。春以外の季節ではこんな風景は見られないです。

　洪水ではないですが、４月になると漓江の水位が上がってきます。漓江で観光船を乗るといろんな形の奇岩、綺麗な川など桂林のカルスト地形を観光することができます。

　５月になると温かい光を浴びて漓江がますます魅力的になっています。この時、観光船で川沿いの美しい自然を楽しむことができます。

　昼と夜の温度の差が大きくて、よく注意すべきなので、上着一枚、セーター一枚やシャツ一枚を用意しておいてください。

成都－火鍋料理とパンダちゃん

　成都は四川省の省都で、有名な辛い火鍋料理とパンダの発祥地です。成都に来ると火鍋料理と地元産の特色ある食べ物を是非食べてください。身近にいるパンダを見てハグすることが特別な体験で、中国観光のいい思い出になることでしょう。

　春の成都の天気はよてもいいです。時間の余裕があれば、峨眉山に行くことをおすすめします。４月の峨眉山はつつじの花が鮮やかで山中満開となっています。花見の他に峨眉山の朝山会（お祭りのこと、３月から４月まで１ヶ月続く） に参加すれば、数万本の蝋燭の光で菩賢菩薩をお参りする絶景が見られます

三峡－のんびり長江観光

　長江はその素晴らしい風景と多彩な文化で知られています。重慶と宜昌の間191キロのクルージングで瞿塘峡（両側の崖が最も険しい峡谷）、吴峡（一番美しい峡谷）、西陵峡（最も長くて、水流が一番早い峡谷）と三峡ダムを観光することができます。

　春は三峡を観光する一番いい季節です。今頃の天気は穏やかで太陽の光もたっぷりで、長江両側の山脈は緑いっぱいで生き生きとしております。