万里の長城の司馬台部分は、長城の元の様子がそのまま残った数少ない部分の一つです。その景色もいろんな様子が見られます。他の長城部分と同じようなところもありますが、独特のところもあります。それに唯一夜もオープンとなっている所です。
司馬台長城の情報
- 北京からの距離:120キロ離れていて、車で2時間15分間ぐらいかかります。
- 修繕:もっとも少なく修繕されて、明の時代の長城そのまま残っています。
- 食事:民家の食事
- ホテル:長城の下には多くのホテルがあります。
場所
司馬台長城は密雲鎮の北側に位置して、古北口に近い長城の一つの部分です。司馬台を通って北京に入る重要なルートである古北口にも行けます。
司馬台は東の望京楼から西の金山嶺長城のところまでの5.4キロの長城です。
いつ誰が建てたのか
長城の司馬台部分は、最初は北斎時代(550年-577年)の時建てられました。明の時代、洪武の時(1368年-1398年)再建と拡大をしました。現代観光出来る多くのは、明の時代の長城で、ここも戚継光将軍が担当して建て直したのです。
大きさ(長さ、高さ、幅)
司馬台長城の長さは5.4キロで、全部39の塔楼があります。司馬台の東で、人がびっくりするほど急に海抜が標高295mから986mに昇っています。壁は険しくてとても危険で、もっとも狭いところは40cmだけです。
独特な壁の構成
ここは危険で塔楼が緊密で、多様化、巧み、奇妙なところです。ある長城の専門家の話によりますと、長城は中国で一番いい建物で、司馬台は長城のもっともいい部分です。
司馬台ダムによって東と西に分けられて、東側には16の塔楼があって、西側には23の塔楼があります。東と西部分はチェーンによって繋がっています。観光客がうまく通れるために、ダム湖の上にはケーブルが掛けられています。司馬台の西側の山脈の傾斜は穏やかですが、東部分の山は険しいです。司馬台の東部分の壁は非常に奇妙で、「天梯」と「天橋」と名づけられたところは、峠でもっとも険しくてとても注目を浴びています。
「天梯」とは険しくて幅狭い(もっとも狭いところは50センチだけ)ところで、峠とは45度の角度があって、両側は全部崖です。
「天橋」とは長さ100m未満で、幅がただの40cmのところです。この部分はまだ建てているところで、レンガなどは全部ヤギの背中に乗せて山の峠まで運んで行くのです。
司馬台長城の特徴
危険:司馬台長城の東部分は険しい尾根に沿って建てられたのです。
多様化:司馬台には多くの塔楼があって、長城の形も多様で、山脈も険しいです。観光客は掛け橋やケーブル、あるいはダムを通して司馬台長城を通ることが出来ます。
緊密な塔楼:塔楼の間の距離は大体100-200mで、もっとも近い二つの塔楼は44mだけです。明の時代の長城の二つの塔楼の平均的500mの距離から言うと、ここの塔楼はとても緊密的と言えます。
細かい所:観光客は司馬台でレンガが敷いてあるところに行くと、そのレンガには制作期日、作成担当の軍隊の番号などが記録してある文字が見られます
司馬台で素晴らしい夜を楽しむ
長城で一泊するつもりがあれば、司馬台がお勧めです。そこで夜、たっぷりの照明の中で散歩して、五つ星の高級ホテルに泊まることもできます。
司馬台は唯一夜の照明が付いている長城の部分ではなくても、一番明るいところと言えます。八達嶺の夜の照明よりも素晴らしくて、それに人もそんなに多くないです。
ここでの夜の散歩はとても気持ちいいです。夜の風景は昼間とは全く違って、長城の新しい一面が見られます。
ここでの夜の散歩はとても気持ちいいです。夜の風景は昼間とは全く違って、長城の新しい一面が見られます。
最高の長城夜景
長城の上での照明は明るいですが、周辺の光の影響が少ないから、長城の上で夜の集落がよく見られて、それにそんなく眩しくないです。
夜の散歩は1.5時間から2時間以内にすればよいと思います。10分間歩けばホテルのケーブル乗り場に到着できます。ケーブルは大体5分間かかり、歩くと大体15分で長城(第5番の塔楼)に着けます。第5番と第6番の塔楼の間は、階段がなく平らな部分です。ここでは司馬台村、照明が付いている長城と山の輪郭が見られます。
司馬台の夜の観光は、日が落ちてから始まります。
- 夏(4月から10月) 18:00-22:00
- 冬(11月から3月) 17:30-21:30
- 土日以外の平日 17:30-21:00
司馬台長城で五つ星のホテルに泊まる
司馬台のホテルは長城で最もいいホテルの一つです。
長城の下の古北水郷リゾートには、いくつかの五つ星ホテルがあって、夜の散歩が終わったあと、ここで温泉、マッサージや夜の水泳を楽しむことができます。
ベストシーズン
春の末頃から初夏と夏の終わり頃及び秋(5月と9月、10月頃)は一番いい観光の時期です。
東側の司馬台の地形は複雑で険しくて、冬は雪が降ると非常に危ないです。
春の頃(3月と4月)と冬の初頃(11月)の時は、風はまだ強くてとても寒く感じられます。
夏の中旬(7月と8月)になると、とても暑くなります。
交通案内-司馬台までの行き方
北京市内から司馬台までの直行のバスはありません。公共交通やタクシーで北京市内から司馬台までは約2時間ぐらいかかりそうです。
まずは24番、106番、107番、123番、206番のバスあるいは地下鉄2番、13番あるいは空港ゆきの高速バスで東直門まで行きます。その後古北水鎮観光地までの直行バスに乗れば着けます。
もう一つのルートとしては東直門長距離バスステーションから980番のバスに乗って、まず密雲鎮に行って、それから51番のバスに乗り換えればいいです。
ホームページの予約
ホームページで司馬台長城部分の入場券の予約が可能です。
1日から10日先ぐらいを予約すべきで、本名を使ってください(パスポートをチャックするから)。
予約情報を記入後、予約記録が送られてきます。それで有効期限以内に司馬台へ行けばいいです。
有効な予約記録と有効な身分証明証(パスポート)を持っている観光者だけが、司馬台村の観光客サービスセンターで入場券購入可能です。
予約済みの観光客は司馬台長城ゆきのバスの利用ができます(バスの運行時間:午前10時2分、午前11時、午後2時、午後3時)
私たちといっしょに観光することを勧めます。全ての段取りをします。
東司馬台に登る
東側の司馬台長城の地形は複雑で険しくて、壁もボロボロで頑丈ではないです。この部分の長城の上を歩くには、十分な強い体力が必要です。
東司馬台に登るルート
入口からダムに沿って1番の東塔楼から10番の東塔楼までの代表的な観光ルート(1.5キロ)は約2時間ぐらいかかります。
長城の入口から約100m離れたところの埠頭で観光船に乗って東塔楼にも行けます
ダムの途中で船を乗り換えるべきです。
または、ケーブルに乗るか入口から徒歩でいきます。
- 入口から徒歩:階段の傾斜は急で、階段の高さのばらつきも大きくて、約50分間あるいはもっと時間がかかりそうです。あまりお勧めではないルートです。
- ケーブルに乗ってから歩いて約30分間で5番の東塔楼あるいは8番の東塔楼に行けます。強風の場合はケーブルが運行停止となるかもしれません。
- 8番の東塔楼から16番の東塔楼にいくのが約1時間あるいもっと時間がかかりそうです。
関連文章