龍勝各族自治県は、桂林から約8キロ北のところにあります。県内には温泉が多く、四方は山々に取り囲まれています。一番の見所は、チワン族が長い年月をかけて作り上げた棚田の、「龍脊棚田(龍の背の千枚田)」です。山全体を棚田が覆う様は、筆舌に尽くしがたく、原始の面影を残す「花坪自然公園」 もあります。
龍脊棚田には、壮族とヤオ族が住み、壮族が主です。龍脊の壮族山の壮族は北部壮代表で、服装は独特で民族風情が溢れています。
観光案内:
観光スポット
龍脊棚田は、平安棚田と金坑棚田の二つの観光区が含まれます。2012年10月1日より、金坑棚田の観光ロープ・ウェイが開通しました。それぞれ南側と北側に位置し、北部壮族とヤオ族の二つの文化空間を構成し、巧みに絡み合い、互いに照り輝いています。
平安棚田
平安棚田は、平安と龍脊二つの行政村に横たわり、生きている巨竜のように飛び越えたように、4、5メートルの長さの斜面に沿っています。平安棚田には「九竜五虎」と「七星伴月」という二つの独特の景観があります。「九竜」とは、龍脊の主脈がここから九つの小さな尾根に分かれることで、「五虎」とは、ここのややふくらんだ五つの小さな山を指します。「九竜」、「五虎」は全部棚田に囲まれています。「七星」とは開拓当初、残された七つの小さな山で、その山がそれぞれ七つの棚田の中央にそびえ、遠方から見ると、七つの輝いている星のように、龍脊の三日月のような田を守っています。
金坑棚田
金坑棚田は大寨村の内に位置し、昔金を産出したことで命名されました。金穴の地形は、一つの巨大な「天坑」(自然に形成した巨大な穴)のようです。穴の底で仰ぎ見ると、斜面は全部棚田です。1000メートルもの高さがある斜面が階段のように繋がり、重なって空に向かって伸びています。延々4、5メートル続く山の形は、ぐるぐる曲がりくねっている巨竜のようです。
平安棚田との違いは、金坑棚田は豪放な美を持ち、人々を震撼させます。観光区には「双竜搶(奪う)宝」と「双獅跳杠」の二つの景観のほか、新しく命名された「千層天梯」や「金仏顶」、「西山韶楽」という三つの景観があり、幻想のような別世界は、離れた龍脊での楽天地です。
金坑棚田の観光ロープ・ウェイ
2012年10月1日、竜勝金坑棚田観光ロープ・ウェイが開通しました。観光客に大きな便利さをもたらしています。金色に輝く棚田を背景にして、靑緑のロープ・ウェイが空中を穏やかに移動しています。
金坑棚田観光ロープ・ウェイは、単線循環ロープ・ウェイに属し、全長1580m、標高差370m、1時間の乗客数は600人に達し、片道で約18分かかります。切符のほうは、片道60元/人、往復100元/人です。
約18分の安定上昇につれて、棚田の美しい景色が徐々に目に入ります。麓の村、段々と続いている金色の棚田は、薄い霧に包まれ別の趣があります。最高地点の金仏頂に着くと、棚田の素晴らしい風景が一望に収められます。
竜脊の通路が狭いため、観光プームはいつも混乱するので、以前からロープ・ウェイを開通する考え方がありました。ロープ・ウェイは大寨駐車場から金仏頂まで続き、ロープ・ウェイに乗ると、大部分の棚田を見下ろせます。一方では、撮影愛好者たちが写真を撮る角度には、ロープ・ウェイが通っていません。ロープ・ウェイの色は、周りの棚田景色との調和を取るために、赤、黄色いなどの目立つカラーより青緑にしています。
観光のベストシーズ
季節により独特な風景を見られます。春と秋は遠足や撮影などの一番いい時期になります。
4月から6月にかけて、田んぼに水を注ぎ始まります、透明な水は何千本のシルバーリボンとうに太陽の中で輝きます。
7月から9月、生き生き生長している緑の稲で棚田が緑の海のように見えます。
9月から10月は、稲が黄色になり、棚田は金色のカーペットのように見えます。10月1日から15日にかけて、農民が稲狩りをしている姿も景色になります。
10月15日~4月似かけて、天気が寒くて、稲や野菜など農作物は生きていけないので、、泥か雪しか見られません。龍勝棚田を訪れるなら、この時期を避け、4月~10月の間をお勧めです。
交通案内
龍勝棚田景勝地までは桂林から95キロ離れ、バスで2時間半かかります。
若し,龍勝の棚田にご興味があれば、弊社AraChina中国にご連絡してください。弊社はお客様の要望に応じて、専用車や日本語ガイドを手配いたします。
棚田に一人旅される場合は、桂林から龍勝までの快速バスに乗り、龍勝についたら、龍脊棚田までのバスの乗り換えすれば、棚田観光スポットに着きます。棚田観光スポットまでには3時間ぐらいかかります。
または、桂林の秦滩駅にバスを乗り、龍勝の和平村でおりてください。そこで観光専用バスに乗りかえ、平安か大寨に向かってください。こちらの場合は、もっと時間がかかります。